クラウド ユーザーには、クラウド管理者に関連する限定的な権限セットがあります。クラウド ユーザーは、割り当てられているテナントに限定されます。OpenStack では、テナントはプロジェクトと呼ばれます。クラウド ユーザーは、インスタンスの作成および管理、ボリュームの作成および管理、ネットワークの作成、新しいイメージの作成を行うことができます。
前提条件
- クラウド管理者としてVMware Integrated OpenStack ダッシュボードにログインしていることを確認します。
- 構成された OpenStack プロジェクトが使用可能であることを確認します。OpenStack プロジェクトの作成を参照してください。
VMware Integrated OpenStack は、Keystone 複数ドメイン バックエンドをサポートするようになりました。
- ドメインごとに個別のバックエンドを配置できます。
- ローカル ドメインに、サービス ユーザー、vioservice ユーザー、および管理者ユーザーが含まれるようになりました。このドメインは、SQL によってサポートされています。デフォルト ドメインには、標準ユーザー(SQL を使用している場合)または LDAP ユーザー(Active Directory が構成されている場合)が格納されます。便宜上、デフォルト ドメインでも管理者ユーザーを利用できます。
- CLI では、デフォルトを使用していない場合は、Horizon のドメイン コンテキストに加えて、ドメインも指定する必要があります。OpenStack のコマンド ラインでは、常にデフォルトでデフォルト ドメインが使用されます。
- ユーザーがダッシュボードにログインするときにドメイン名の入力を求められるようになりました。正常にログインするには、ドメイン名に「default」を入力する必要があります。
手順
結果
VMware Integrated OpenStack ダッシュボードでユーザーに ID が割り当てられ、[ユーザー] ページにユーザーが表示されます。