VMware Integrated OpenStack デプロイへのユーザー アクセスを一時的にブロックすることができます。たとえば、メンテナンス タスクを実行する際には、管理者のアクセスを許可する一方でユーザーのアクセスをブロックする必要があります。

custom.yml ファイルを修正して、パブリック API ネットワークを介してユーザー アクセスをブロックすることができます。ユーザーが OpenStack にアクセスしようとすると、メンテナンス用の Web ページが表示されるようになります。

手順

  1. custom.yml ファイルを実装していない場合は実装します。
    sudo mkdir -p /opt/vmware/vio/custom
    sudo cp /var/lib/vio/ansible/custom/custom.yml.sample /opt/vmware/vio/custom/custom.yml
  2. haproxy_custom_maintenance_page パラメータをコメント解除して custom.yml ファイルを編集します。
    ##############################
    # haproxy maintenance page
    ##############################
    # location of the maintenance page to be displayed when the public VIP is disabled
    haproxy_custom_maintenance_page : "/home/viouser/custom/503maintenance.html"
    # mail contact for maintenance page.
    #haproxy_mailto: [email protected]
    
  3. custom.yml ファイルを保存します。
  4. 変更された構成を VMware Integrated OpenStack デプロイにプッシュします。
    viocli deployment -v configure --limit lb
  5. ブロックを解除するには、手順を繰り返して haproxy_custom_maintenance_page パラメータを再度コメント アウトします。