OpenStack 処理の一部であるすべての API、RPC、ドライバ、データベースの呼び出しの応答時間をキャプチャするには、VMware Integrated OpenStack プロファイリングを使用します。

現在、VMware Integrated OpenStack では、Cinder、Heat、Glance、Nova、Neutron コマンドのプロファイリングがサポートされています。

前提条件

  • OpenStack サービスをトレースするコントローラで環境変数 OSPROFILER_CONNECTION_STRING が設定されていることを確認します。OpenStack サービスのトレースの設定を参照してください。

手順

  1. 特定のコマンドで profile オプションを指定してプロファイリングを有効にし、プライベート キーを指定します。
    cinder --profile YOUR_SECRET_KEY list
    HTML 形式のプロファイリング レポートの生成に使用するコマンドが出力に表示されます。
  2. 出力に生成されたコマンドを実行して、trace.html などのレポートを生成します。
    osprofiler trace show --html <UUID>  > trace.html
    レポートの各種オプションの詳細については、 osprofiler trace show コマンドのヘルプを参照してください。
    osprofiler trace show --help