ストレージ要件は、デプロイ構成に応じて異なります。異なるノードおよびクラスタがデータストアを共有できます。たとえば、インストール プロセス時には、Compute ノードと Image Service ノードで同じデータストアを指定することができます。

標準的な VMware Integrated OpenStack デプロイにおける仮想マシンあたりのストレージ要件の詳細については、ハードウェア要件を参照してください。

ストレージ要件は、NSX または VDS ネットワークのどちらを使用してデプロイするのかに応じて異なります。

NSX デプロイでのストレージ要件

NSX Controller、Manager、および Edge の各ノードは、 NSX デプロイで必要なストレージ容量に影響します。
クラスタ ストレージ要件 (GB) メモ
管理 665
ストレージ要件の計算は、次のノードに基づいて行われます。
  • OpenStack Manager(1 ノード)
  • ロード バランサー(2 ノード)
  • データベース(3 ノード)
  • メモリ キャッシュ(2 ノード)
  • メッセージ キュー(2 ノード)
  • コントローラ(2 ノード)
  • NSX Controller(3 ノード)
  • NSX Manager(1 ノード)
コンピューティング 20

数値はクラスタあたりの値です。

各コンピューティング クラスタには、1 つの Compute ノードが含まれています。容量を追加するには、クラスタを追加します。

NSX Edge 1.5

数値はノードあたりの値です。

NSX Edge クラスタのストレージ要件は一定ではありません。論理サブネットまたはルータを作成しても、既存の NSX Edge ノードで要求を処理できない場合は、追加のノードが動的に作成されます。
注: : NSX Edge ノードの専用クラスタを作成する方法が、パフォーマンスを最適化するためのベスト プラクティスです。代替デプロイには、管理クラスタの NSX Edge ノードを含めることができます。

VDS デプロイでのストレージ要件

DHCP ノードは、 VDS デプロイで必要なストレージ容量に影響します。
クラスタ ストレージ要件 (GB) メモ
管理 585
ストレージ要件の計算は、次のサービス ノードに基づいて行われます。
  • OpenStack Manager(1 ノード)
  • ロード バランサー(2 ノード)
  • データベース(3 ノード)
  • メモリ キャッシュ(2 ノード)
  • メッセージ キュー(2 ノード)
  • コントローラ(2 ノード)
  • DHCP コントローラ(2 ノード)
コンピューティング 20

数値はクラスタあたりの値です。

各コンピューティング クラスタには、1 つの Compute ノードが含まれています。容量を追加するには、クラスタを追加します。