Neutron で VMware NSX for vSphere セキュリティ ポリシーを有効にするには、custom.yml ファイルを変更します。
また、新しいテナントのデフォルト セキュリティ グループにデフォルト セキュリティ ポリシーを設定し、必要に応じて、テナントに独自ポリシーの作成を許可または禁止する必要があります。
手順
- OpenStack 管理サーバにログインします。
- custom.yml ファイルが存在しない場合は、作成します。
sudo mkdir -p /opt/vmware/vio/custom
sudo cp /var/lib/vio/ansible/custom/custom.yml.sample
/opt/vmware/vio/custom/custom.yml
- テキスト エディタで /opt/vmware/vio/custom/custom.yml ファイルを開きます。
- 構成に従って custom.yml ファイルを編集し、VIO カスタマイズを使用して Neutron 内のセキュリティ ポリシーを有効にします。
-
nsxv_use_nsx_policies
のコメントを解除し、値を true に設定します。nsxv_default_policy_id
で、テナントの必須のデフォルト ポリシーを設定します。nsxv_allow_tenant_rules_with_policy: false
で、テナントに独自ポリシーの作成を許可または禁止します。次に例を示します。
# Configure neutron security groups to use NSX policies
nsxv_use_nsx_policies: true
# (Optional) If use_nsx_policies is true, this policy will be used as the
# default policy for new tenants.
nsxv_default_policy_id: <YOUR_NSX_POLICY_ID>
# (Optional) If use_nsx_policies is True, this value will determine if the
# tenants can add rules to their security groups.
nsxv_allow_tenant_rules_with_policy: false
- custom.yml ファイルを保存します。
- 新しい構成を VMware Integrated OpenStack デプロイにプッシュします。
構成を更新すると、OpenStack サービスが一時的に中断されます。
viocli deployment configure