custom.yml ファイルで、NSX によって使用されるデフォルト ルーター設定を変更できます。

Neutron 構成ファイルには、デフォルト ルータ タイプを設定するパラメータがあります。たとえば、 tenant_router_types = shared, distributed, exclusive などです。custom.yml ファイルを変更すると、この構成をカスタム設定でオーバーライドできます。

手順

  1. custom.yml ファイルを実装します。
    sudo mkdir -p /opt/vmware/vio/custom
    sudo cp /var/lib/vio/ansible/custom/custom.yml.sample /opt/vmware/vio/custom/custom.yml
  2. テキスト エディタで /opt/vmware/vio/custom/custom.yml ファイルを開きます。
  3. nsxv_tenant_router_types パラメータをコメント解除し、NSX テナントのルータ タイプを指定します。
    nsxv_tenant_router_types: exclusive, shared, distributed
  4. SSH を使用して VMware Integrated OpenStack Manager にログインします。
  5. root ユーザーに切り替えます。
    sudo su -
  6. 新しい構成を VMware Integrated OpenStack デプロイにプッシュします。
    viocli deployment configure --limit controller