VMware Integrated OpenStack をインストールした後、Endpoint Operations Management Agentおよび vRealize Operations Manager に統合することができます。

前提条件

  • vRealize Operations Manager が実行していることを確認します。

  • vRealize Operations Management Pack for OpenStack 2.0 がインストールされていることを確認します。vRealize Operations Management Pack for OpenStackドキュメントを参照してください。

手順

  1. vRealize Operations Manager サーバがまだ設定されてない場合は、これを行います。

    ユーザー名、パスワード、および IP アドレスは忘れないようにしてください。

    vRealize Operations Manager ドキュメントを参照してください。

  2. SSH を使用して VMware Integrated OpenStack Manager にログインします。
  3. Endpoint Operations Management エージェントのインストール ファイルを取得し、エージェント プロパティ ファイルを修正します。
    1. https://my.vmware.com/web/vmware/details?downloadGroup=VROPS-621&productId=563&rPId=11131 に移動します。
    2. End Point Operations Linux Agent - 64 bit のインストール バイナリをダウンロードします。

      完全なダウンロード ファイル名は vRealize-Endpoint-Operations-Management-Agent-x86-64-linux-6.2.1-3720494.tar.gz です。

  4. エージェント プロパティ ファイルを修正します。
    1. ダウンロードしたファイルを解凍します。
    2. conf/agent.properties ファイルをコピーします。
    3. vRealize Operations Manager デプロイの状況に応じて conf/agent.properties ファイルのコピーを変更します。
      agent.setup.serverIP=[vREALIZE OPERATIONS MANAGER SERVER ADDRESS]
      agent.setup.serverSSLPort=[vREALIZE OPERATIONS MANAGER SERVER SSL PORT] 
      agent.setup.serverLogin=[vREALIZE OPERATIONS MANAGER ADMIN USER NAME]
      agent.setup.serverPword=[vREALIZE OPERATIONS MANAGER ADMIN PASSWORD]
      agent.setup.serverCertificateThumbprint=[vREALIZE OPERATIONS MANAGER SERVER THUMBPRINT]
      • agent.setup.serverSSLPort パラメータのデフォルトは 443 です。

      • agent.setup.serverCertificateThumbprint の場合は、SHA1 または SHA256 アルゴリズムを 16 進形式で指定します。

    4. conf/agent.properties ファイルのコピーを保存します。
  5. VMware Integrated OpenStackEndpoint Operations Management Agentをインストールします。
    sudo viocli epops install -s \ 
    vRealize-Endpoint-Operations-Management-Agent-x86-64-linux-6.2.1-3720494.tar.gz \
    -c agent.properties
  6. インストールが成功したことを確認します。
    1. vRealize Operations Manager サーバにログインします。
    2. 左ペインで、管理 > インベントリ エクスプローラ の順に選択します。

      新しい OpenStack リソースは、controller01、controller02、compute01 などの各ノード名で識別できます。

    3. インベントリ エクスプローラ で、EP Ops アダプタ リソース グループ > Linux の順に選択します。

      controller 01、controller02 などの VMware Integrated OpenStack ノードのリストを特定できます。VMware Integrated OpenStack ノードが表示されない場合は、agent.properties ファイルのパラメータが正しいことを確認します。必要に応じて、エージェントを再構成します。

      sudo viocli epops reconfig -c your_agent.properties