VMware Integrated OpenStack をインストールする前に、VMware Integrated OpenStack OVA をデプロイする必要があります。VMware Integrated OpenStack OVA では、vSphere Web Client の ホーム タブの [インベントリ] パネルにある Integrated OpenStack Manager がインストールされます。Integrated OpenStack Manager は、vSphere デプロイに統合される OpenStack クラウド インフラストラクチャを構成および実装するときに使用される vApp です。
前提条件
vSphere インスタンスが正しく準備されていることを確認します。vCenter の準備を参照してください。
手順
- VMware Integrated OpenStack ダウンロード ページから VMware Integrated OpenStack OVA ファイルをダウンロードします。
- vSphere Web Client にログインします。
- [ホストおよびクラスタ] ビューに移動します。
- VMware Integrated OpenStack デプロイ用に事前構成した管理クラスタを選択します。
- 管理クラスタを右クリックし、ポップアップ メニューから OVF テンプレートのデプロイ を選択します。
- ダウンロードした VMware Integrated OpenStack OVA にアクセスします。
- ターゲットを指定して、OVA デプロイを構成します。
- (オプション) Integrated OpenStack Manager vApp の名前を指定します。
Integrated OpenStack Manager vApp 名には、英数字とアンダースコアのみを使用できます。vApp 名は、60 文字未満にする必要があります。vApp 名を選択したら、クラスタの名前の付け方も検討します。vApp 名とクラスタ名の合計数は 80 文字以下にする必要があります。
- VMware Integrated OpenStack OVA 専用に作成されたターゲット データセンターを選択し、次へ をクリックします。
- ストレージ オプションを選択し、次へ をクリックします。
- ネットワークを設定するには、OpenStack Manager サーバの管理ポート グループおよび openstack-template ネットワーク 1 設定用に以前に構成した管理ポート グループを選択し、次へ をクリックします。
- 管理サーバ プロパティを構成して、デプロイ プロパティをカスタマイズします。これには管理サーバのデフォルト パスワードを作成するオプションが含まれます。
- 次へ をクリックします。
- vApp が vService にバインドできることを確認し、次へ をクリックします。
- デプロイ設定を確認し、デプロイ後にパワーオン を選択します。
- 終了 をクリックし、Integrated OpenStack Manager をデプロイします。
[ホーム インベントリ] パネルに Integrated OpenStack Manager アイコンが表示されます。
注:
アイコンが表示されない場合、vSphere Web Client からログアウトして再度ログインします。これでアイコンが表示されます。
次のタスク
VMware Integrated OpenStack OVA をデプロイした後に、Integrated OpenStack Manager のアイコンが表示されない場合があります。vApp プラグインを手動で登録する必要があります。Integrated OpenStack Manager vApp の登録を参照してください。