OpenStack にサーバ グループを作成し、希望のフィルタをグループ ポリシーとして適用することにより、アフィニティまたは非アフィニティを使用するインスタンスを配置することができます。サーバ グループのメンバーであるすべてのインスタンスにはアフィニティまたは非アフィニティ ポリシーが適用されます。CLI を使用してこの構成を実行することができます。
前提条件
意図したフィルタ構成が、ホスト上のインスタンス配置を管理する DRS ルールなどの管理構成と競合しないことをクラウド管理者に確認します。
VMware Integrated OpenStack バージョン 2.0.x 以降を実行していることを確認します。
VMware Integrated OpenStack が実行していることを確認します。
ServerGroup API に必要な Python nova-client バージョン 2.17.0.6 以降を使用していることを確認します。http://docs.openstack.org/user-guide/common/cli_install_openstack_command_line_clients.html に移動します。
手順
- SSH を使用して nova-client にログインします。
- (オプション) : インスタンスを作成するために使用するイメージの ID を取得します。
nova image-list コマンドを使用して利用可能なイメージのリストおよびそれらの ID 値を表示します。
- (オプション) : インスタンスを定義するために使用するフレーバーの ID を取得します。
nova flavor-list コマンドを使用してフレーバー定義のリストおよびそれらの ID 値を表示します。
- 意図したポリシーを持つ新しいサーバ グループを作成します。
- アフィニティ ポリシーを持つサーバ グループを作成します。
nova server-group-create --policy affinity <GROUP_NAME>
- 非アフィニティ ポリシーを持つサーバ グループを作成します。
nova server-group-create --policy anti-affinity <GROUP_NAME>
どちらの場合も、CLI は自動生成されたサーバ グループ UUID、名前およびポリシーを返します。
- --image、--flavor、および --hint フラグを使用して新しいインスタンスを起動し、サーバ グループ アフィニティ ポリシーを適用します。
nova boot --image IMAGE_ID --flavor FLAVOR_ID --hint group=SERVER_GROUP_UUID INSTANCE_NAME
- (オプション) : クラウド管理者に依頼し、新しいルールおよびサーバ グループ インスタンスが表示され vCenter の VMware Integrated OpenStack デプロイで正確に実行していることを確認します。
詳細がコンピューティング クラスタの ページに表示されます。