OpenStack 管理サーバ 上のコマンドライン インターフェイスを使用してイメージをインポートできます。

次のイメージ フォーマットがサポートされています。

  • VMDK

  • ISO

  • OVA

別の形式でイメージをアップロードするには、サポートされない形式でのイメージのインポートを参照してください。

注：

ISO イメージを使用して、ボリュームを作成することはできません。

手順

  1. OpenStack 管理サーバ に viouser としてログインします。
  2. root ユーザーに切り替えて、クラウド管理者の認証情報ファイルをロードします。 
    sudo su -
source ~/cloudadmin.rc
  3. Glance でイメージを作成します。 
    glance image-create --name image-name --file image-path --disk-format {vmdk | iso} --container_format bare --visibility {public | private} [--property vmware_adaptertype="adapter-type"] [--property vmware_disktype="disk-type"] [--property vmware_ostype="operating-system"]

    オプション

    説明

    --name

    イメージ サービス内のイメージ ファイルの名前を入力します。

    --file

    目的のイメージ ファイルへのパスを入力します。

    --disk_format

    ソース イメージのディスク フォーマットを入力します。iso または vmdk を指定できます。

    OVA 形式のイメージの場合は、ディスク形式として vmdk を使用します。

    --container_format

    bare と入力します。コンテナ フォーマットの引数は、現在 Glance によって使用されていません。

    --visibility

    すべてのユーザーがイメージを利用できるようにするには public を、現在のユーザーのみがイメージを利用できるようにするには private を入力します。

    --property vmware_adaptertype

    VMDK ディスクのアダプタ タイプを指定します。

    このパラメータを含めない場合、アダプタ タイプはイントロスペクションによって決まります。

    注：

    • 準仮想アダプタを使用しているディスクの場合は、このパラメータを含めて、paraVirtual に設定します。

    • LSI Logic SAS アダプタを使用しているディスクの場合は、このパラメータを含めて、lsiLogicsas に設定します。

    --property vmware_disktype

    sparse、preallocated、またはstreamOptimized を指定します。

    このパラメータを含めない場合、ディスク タイプはイントロスペクションによって決まります。

    --property vmware_ostype

    イメージ上でオペレーティング システムを指定します。

次のタスク

glance image-list コマンドを実行して、デプロイ内のイメージの名前とステータスを表示できます。

テナントは、インポートしたイメージを使用して OpenStack インスタンスを起動できます。手順については、イメージからの OpenStack インスタンスの起動を参照してください。