viocli upgrade コマンドを使用して、VMware Integrated OpenStack のメジャー バージョンをアップグレードします。
viocli upgrade コマンドは、異なるタスクを実行するさまざまなアクションをサポートしています。以下のパラメータは、すべてのアクションに適用されます。
パラメータ |
必須か任意か |
説明 |
---|---|---|
-d NAME または --deployment NAME |
任意 |
使用するデプロイの名前。 値を入力しない場合、デフォルトのデプロイが使用されます。 |
-p または --progress |
任意 |
実行中の処理の進行状況を表示します。 |
viocli upgrade -h または viocli upgrade --help を実行して、コマンドのパラメータを表示できます。また、アクションに対して -h または --help オプションを使用して、そのアクションのパラメータを表示することもできます。たとえば、viocli upgrade prepare -h
は、prepare
アクションのパラメータを表示します。
viocli upgrade mgmt_server [-d NAME] DIR-NAME NFS-VOLUME [-p]
管理サーバのデータベースおよび構成を、必要なバージョンにアップグレードします。mgmt_server
アクションには、以下の追加のパラメータが適用されます。
パラメータ |
必須か任意か |
説明 |
---|---|---|
DIR-NAME |
必須 |
バックアップ ファイルを含むディレクトリ。 |
NFS-VOLUME |
必須 |
remote-host:remote-dir 形式のターゲット NFS ボリュームの名前または IP アドレスとディレクトリ。 例: |
viocli upgrade prepare [-d NAME] BLUE-OMS-SERVER NFS-DIR-NAME [BLUE-VIOUSER-PASSWORD] [-f] [-p]
OpenStack 管理サーバのアップグレードのために NFS サーバを準備します。prepare
アクションには、以下の追加のパラメータが適用されます。
パラメータ |
必須か任意か |
説明 |
---|---|---|
BLUE-OMS-SERVER |
必須 |
古い OpenStack 管理サーバの IP アドレス。 |
NFS-DIR-NAME |
必須 |
ターゲット NFS ボリュームをマウントするローカル マウント ポイント。 |
BLUE-VIOUSER-PASSWORD |
任意 |
古い OpenStack 管理サーバの コマンドにこのオプションを指定しない場合、パスワードを入力するように求められます。 |
-f または --force |
任意 |
確認のプロンプトを表示せずにコマンドを実行します。 |
viocli upgrade openstack [-d NAME] [-n NEW-DEPLOY] [-f] [-p]
VMware Integrated OpenStack デプロイを必要なバージョンにアップグレードします。
可能であれば、このコマンドを使用せずに、vSphere Web Client を使用してデプロイをアップグレードしてください。
openstack
アクションには、以下の追加のパラメータが適用されます。
パラメータ |
必須か任意か |
説明 |
---|---|---|
-n NEW-DEPLOY |
任意 |
新しいバージョンのデプロイの名前。 コマンドにこのオプションを指定しない場合、名前を入力するように求められます。 |
-f または --force |
任意 |
確認のプロンプトを表示せずにコマンドを実行します。 |