viopatch ユーティリティを使用して VMware Integrated OpenStack 4.1 のパッチおよび事前パッチをインストールします。

事前パッチには、viopatch ユーティリティへのアップデートが含まれています。事前パッチは、パッチのインストール前にインストールする必要があります。

重要:

viopatch uninstall アクションはサポートが終了しています。これを使用して以前のバージョンに戻すことはできません。したがって、バージョンを元に戻すにはこのプロセスで作成されたスナップショットが必要になります。すべての確認タスクが完了し、以前のバージョンに戻す必要がないことを確認するまでは、作成したスナップショットを削除しないでください。

前提条件

手順

  1. vSphere Web Client で、OpenStack 管理サーバ 仮想マシンのスナップショットを作成します。
  2. OpenStack 管理サーバ にログインし、スナップショットを作成します。
    sudo viopatch snapshot take
    注:

    このコマンドを実行すると、OpenStack サービスは停止します。パッチをインストール後にサービスが再開します。

  3. パッチ ファイルおよびパッチ前のファイルを OpenStack 管理サーバ 仮想マシンに転送します。
  4. 事前パッチ ファイルを追加およびインストールします。
    sudo viopatch add -l path/vio-pre-patch-4.1_4.1.0.7538136_all.deb
    sudo viopatch install -p vio-pre-patch-4.1 -v 4.1.0.7538136

    sudo viopatch list コマンドを実行すると、追加されたすべてのパッチと対応するバージョンをいつでも表示することができます。

  5. VMware Integrated OpenStack 4.1 パッチ ファイルを追加およびインストールします。
    sudo viopatch add -l path/vio-patch-4.1_4.1.0.7538136_all.deb
    sudo viopatch install -p vio-patch-4.1 -v 4.1.0.7538136

次のタスク

パッチを適用したバージョンが正しく動作していることを確認したら、sudo viopatch snapshot remove を実行してスナップショットを削除できます。このアクションは元に戻すことはできません。スナップショットを削除した後でロールバックすることはできません。

以前のバージョンにロールバックする必要がある場合は、VMware Integrated OpenStack パッチのロールバックを参照してください。