viocli backup コマンドを使用して、OpenStack デプロイのバックアップを作成します。管理サーバ データ、OpenStack データベース、または Swift リング ファイルをバックアップできます。VMware Integrated OpenStack をマウントする NFS サーバが必要です。
viocli backup コマンドは次の構文を使用します。
viocli backup {mgmt_server | openstack_db | swift_ring} [-d NAME] NFS-VOLUME [--verbose]
パラメータ |
必須か任意か |
説明 |
---|---|---|
-d NAME または --deployment NAME |
任意 |
使用するデプロイの名前。 値を入力しない場合、デフォルトのデプロイが使用されます。 |
NFS-VOLUME |
必須 |
remote-host:remote-dir 形式のターゲット NFS ボリュームの名前または IP アドレスとディレクトリ。 例: |
--verbose |
任意 |
詳細モードで出力を表示します。 |
viocli backup -h または viocli backup --help を実行して、コマンドのパラメータを表示することもできます。
管理サーバのバックアップは、タイムスタンプの付いた vio_ms_yyyymmddhhmmss の形式の名前のディレクトリに作成されます。
OpenStack データベースのバックアップは、タイムスタンプの付いた vio_os_db_yyyymmddhhmmss の形式の名前のディレクトリに作成されます。
Swift リングのバックアップは、タイムスタンプの付いた vio_swift_ring_yyyymmddhhmmss の形式の名前のディレクトリに作成されます。