viocli backup コマンドを使用して、OpenStack デプロイのバックアップを作成します。管理サーバ データ、OpenStack データベース、または Swift リング ファイルをバックアップできます。VMware Integrated OpenStack をマウントする NFS サーバが必要です。

viocli backup コマンドは次の構文を使用します。

viocli backup {mgmt_server | openstack_db | swift_ring} [-d NAME] NFS-VOLUME [--verbose]

パラメータ

必須か任意か

説明

-d NAME または --deployment NAME

任意

使用するデプロイの名前。

値を入力しない場合、デフォルトのデプロイが使用されます。

NFS-VOLUME

必須

remote-host:remote-dir 形式のターゲット NFS ボリュームの名前または IP アドレスとディレクトリ。

例:192.168.1.77:/backups

--verbose

任意

詳細モードで出力を表示します。

viocli backup -h または viocli backup --help を実行して、コマンドのパラメータを表示することもできます。

  • 管理サーバのバックアップは、タイムスタンプの付いた vio_ms_yyyymmddhhmmss の形式の名前のディレクトリに作成されます。

  • OpenStack データベースのバックアップは、タイムスタンプの付いた vio_os_db_yyyymmddhhmmss の形式の名前のディレクトリに作成されます。

  • Swift リングのバックアップは、タイムスタンプの付いた vio_swift_ring_yyyymmddhhmmss の形式の名前のディレクトリに作成されます。