フレーバーのメタデータを変更し、後で作成した、そのフレーバーを使用するすべてのインスタンスにプロパティを動的に追加できます。

また、イメージ メタデータを使用して、多数のフレーバー メタデータ設定を指定することもできます。競合が発生した場合は、イメージ メタデータ設定がフレーバー メタデータ設定よりも優先されます。

前提条件

  • VMware Integrated OpenStack バージョン 2.0.x 以降が必要です。

  • vSphereバージョン 6.0 以降が必要です。

  • VMware Integrated OpenStackvSphere で実行していることを確認します。

  • クラウド管理者としてVMware Integrated OpenStack ダッシュボードにログインしていることを確認します。

手順

  1. VMware Integrated OpenStack ダッシュボードにクラウド管理者としてログインします。
  2. タイトル バーのドロップダウン メニューから管理プロジェクトを選択します。
  3. [管理] > [システム] > [フレーバー] を選択します。
  4. (オプション) メタデータ アプリケーションの使用目的に固有のフレーバーを作成します。

    特定の設定を含むようにカスタム フレーバーを作成します。カスタム フレーバーでは、元のフレーバーの設定は変更されず、他のインスタンスの作成に使用できます。

  5. 変更するフレーバーを選択します。
  6. イメージ リストの [アクション] 列で、下矢印をクリックして [メタデータの更新] を選択します。
  7. 追加するメタデータ プロパティの隣のプラス記号 ([+]) をクリックします。

    [既存のメタデータ] の列に、新規追加されたメタデータ プロパティが表示されます。

  8. メタデータ プロパティを設定します。

    たとえば、必要に応じてドロップダウン リストからオプションを選択するか、文字列値を入力します。

  9. [保存] をクリックします。

タスクの結果

これで、新しく追加されたフレーバー メタデータのプロパティが設定されました。この設定は、このフレーバーから作成される将来のすべての OpenStack インスタンスに適用されます。