アップグレードに失敗したり、新しいバージョンを使用しない場合は、以前の VMware Integrated OpenStack デプロイに戻すことができます。

重要:

バージョンを元に戻すには、古いデプロイが必要です。古いデプロイをすでに削除している場合、以前のバージョンに戻すことはできません。

手順

  1. vSphere Client で、[メニュー] > [VMware Integrated OpenStack] の順に選択し、[OpenStack デプロイ] をクリックします。
  2. [デプロイ リスト] タブで、新しいデプロイの横にある [オプション](3 つのドット)アイコンをクリックして、[OpenStack デプロイの削除] を選択します。

    さらにテストするために新しいデプロイを保持する場合は、[OpenStack サービスの停止] を選択します。

    注:

    古い OpenStack 管理サーバ に切り替えると、[OpenStack デプロイの削除] オプションは使用できなくなります。新しいデプロイに関連付けられている仮想マシンは、vSphere Client で手動で削除できます。

  3. 以前のデプロイの OpenStack 管理サーバ にログインし、OpenStack 管理サーバ サービスを再起動します。
    service oms restart
  4. vCenter Server 仮想マシンにログインして、vSphere Client サービスを停止し、保存されているファイルを削除してサービスを再起動します。
    service-control --stop vsphere-ui
    cd /etc/vmware/vsphere-ui/vc-packages/vsphere-client-serenity/
    rm -rf *
    cd /usr/lib/vmware-vsphere-client/server/work
    rm -rf *
    service-control --start vsphere-ui
  5. vSphere Client からログアウトし、再度ログインします。
  6. vSphere Client で、[ホーム] > [VMware Integrated OpenStack] の順に選択し、[OpenStack デプロイ] をクリックします。
  7. [サマリ] タブで、[サーバの変更...] ボタンをクリックします。
  8. [OK] をクリックし、古いデプロイの OpenStack 管理サーバ を選択します。
  9. [デプロイ リスト] タブで、古いデプロイの横にある [オプション](3 つのドット)アイコンをクリックして、[OpenStack サービスの開始] を選択します。

次のタスク

新しいデプロイを削除せずにサービスを停止する場合は、vSphere Client でその仮想マシンを手動で削除できます。新しいデプロイを削除した場合は、その仮想マシンは自動的に削除されます。