コンパクト デプロイ モードでは、HA モードに比べて必要なハードウェア リソースおよびメモリが少なくなります。すべての制御プレーン インスタンスは単一の仮想マシンにデプロイされ、1 つのコントローラ、メッセージ キュー、およびデータベース インスタンスのみが含まれます。

コンパクト デプロイは、1 台の ESXi ホスト上で実行され、4 台以上の仮想マシンが含まれます。これには、OpenStack 管理サーバ、OpenStack テンプレート、統合制御プレーン ノード、および 1 台以上のコンピューティング ドライバ ノードが含まれます。

デプロイに追加する各コンピューティング クラスタに対して、追加のコンピューティング ドライバが作成されます。

図 1. コンパクト モードの管理クラスタ
コンパクト モードの管理クラスタ

評価および事前検証 (POC) のテストには、コンパクト デプロイ モードが適しています。HA を有効にする場合や、仮想マシンを定期的にバックアップする場合、さらに本番環境でも使用できます。

コンパクト モードでの HA

コンパクト モード デプロイで HA を有効にして、制御プレーンの仮想マシンおよび OpenStack サービスの自動フェイルオーバーを提供することができます。コンパクト モードの HA を使用すると、以下のエラーを回避できます。

  • ESXi ホストの停止、マスター ホストとのネットワーク接続の切断、Network Isolated 状態への移行

  • 制御プレーンまたはコンピューティング仮想マシンの停止

  • OpenStack サービスの停止

さらに、vSAN はストレージ コンポーネントのフォルト トレランスも提供します。

コンパクト モード デプロイで HA モードを有効にするには、3 台の ESXi ホストを含み、管理クラスタとして vSAN を使用する vSphere クラスタが必要です。管理クラスタで vSphere HA および仮想マシンの監視を有効にします。パブリック API を使用して OpenStack をデプロイする場合、属性 "control_plane_ha_enabled": "true" を設定して HA を有効にできます。