イメージからインスタンスを開始した場合、OpenStack は、インスタンスが開始された Compute ノードに、イメージのローカル コピーを作成します。OpenStack インスタンスは、vSphere 内で仮想マシンとして確認できますが、そのインスタンスを OpenStack で管理する必要があります。
前提条件
イメージ、フレーバー、ブロック ストレージ、およびネットワークが構成されており、それらを使用してインスタンスを開始できることを確認します。
手順
- VMware Integrated OpenStack ダッシュボードにログインします。
- タイトル バーのドロップダウン メニューからプロジェクトを選択します。
- を選択します。
[イメージ] ページに、現在のユーザーが使用できるイメージが表示されます。
- イメージの [アクション] 列で、[起動] をクリックします。
- [詳細] タブで次の項目を設定します。
設定 |
説明 |
可用性ゾーン |
デフォルトでは、クラウド プロバイダが指定した可用性ゾーンに設定されます(nova など)。 |
インスタンス名 |
仮想マシンに割り当てられた名前。この値はラベルであり、検証されません。インスタンスを作成すると、UUID がインスタンスに割り当てられます。vSphere 内で仮想マシンを確認する場合、インスタンス名ではなく UUID でインスタンスを特定できます。 |
フレーバー |
インスタンスの開始サイズ。クラウド管理者がフレーバーの定義と管理を行います。 |
インスタンスの数 |
開始されるインスタンスの数。デフォルトは 1 です。 |
インスタンスの起動ソース |
[イメージから起動] を選択し、リストからイメージを選択します。 |
- [インスタンスの起動] ダイアログ ボックスの [アクセスとセキュリティ] タブで次の項目を設定します。
設定 |
説明 |
キー ペア |
キー ペアを指定します。 イメージで固定 root パスワードまたは固定キー セットが使用されている場合、インスタンスを開始するためにキー ペアを指定する必要はありませんが、ベストプラクティスとしてキー ペアの使用をお勧めします。 |
セキュリティ グループ |
インスタンスに割り当てるセキュリティ グループを選択します。 セキュリティ グループとは、どの受信ネットワーク トラフィックをインスタンスに転送するかを決定するルールのセットです。セキュリティ グループを作成していない場合は、デフォルトのセキュリティ グループのみをインスタンスに割り当てることができます。 |
- [ネットワーク] タブの [使用可能なネットワーク] フィールドの [+] アイコンをクリックし、ネットワークをインスタンスに追加します。
- (オプション) [作成後] タブで、インスタンスの起動後に実行するカスタマイズ スクリプトを指定します。
- [詳細オプション] タブのドロップダウン リストからディスク パーティションのタイプを選択します。
設定 |
説明 |
自動 |
ディスク全体が 1 つのパーティションであり、サイズ変更されます。 |
手動 |
ビルド時間を短縮できますが、手動でパーティションを作成する必要があります。 |
- [起動] をクリックします。
新しいインスタンスがコンピューティング クラスタ内の 1 つのノードで開始されます。
- 新しいインスタンスを表示するには、 を選択します。
[インスタンス] ページに、インスタンスの名前、プライベート IP アドレス、パブリック IP アドレス、サイズ、ステータス、タスク、電源状態が表示されます。