OpenStack インスタンスで、複数のドライバを使用するように仮想インターフェイスを構成できます。

仮想インターフェイス ドライバを指定するには、vmware_extra_config のメタデータを Glance イメージに追加します。この手順でドライバが割り当てられない仮想インターフェイスは、hw_vif_model メタデータの値を使用します。 hw_vif_model メタデータが設定されていない場合、これらのインターフェイスではイメージ用のデフォルトのドライバが使用されます。

仮想インターフェイス ドライバでは、次の値がサポートされています。

  • e1000
  • e1000e
  • pcnet
  • sriov
  • vmxnet
  • vmxnet3

手順

  1. VMware Integrated OpenStack ダッシュボードにログインします。
  2. タイトル バーのドロップダウン メニューからプロジェクトを選択します。
  3. [プロジェクト] > [コンピューティング] > [イメージ] の順に選択します。
  4. 複数のドライバを構成する対象として、新しいイメージを作成するか既存のイメージを選択します。
  5. 使用するイメージの横にある [メタデータの更新] を選択します。
  6. [利用可能なメタデータ][カスタム] フィールドに vmware_extra_config と入力し、[追加](プラス記号)アイコンをクリックします。
  7. 次の形式で、vmware_extra_config の値を JSON 配列に設定します。
    {"hw_vif_models": {"vif1-id": "driver-name", ...}
    たとえば、次の値を使用すると、最初の仮想インターフェイスに e1000 ドライバ、3 番目の仮想インターフェイスに vmxnet3 ドライバが設定されます。
    {"hw_vif_models": {"1": "e1000", "3": "vmxnet3"}