VMware Integrated OpenStack の実行に必要な特定のハードウェアは、選択したデプロイのスケールおよびコントローラのサイズによって異なります。
Integrated OpenStack Manager には、次のハードウェア リソースが必要です。
- 4 個の仮想 CPU
- 16 GB のメモリ
- 1 台の 40 GB ハード ディスクと 1 台の 30 GB ハード ディスク
非 HA デプロイには 1 ~ 10 台のコントローラが必要です。HA デプロイには 3 ~ 10 台のコントローラが必要です。サポートされているコントローラ サイズは次のとおりです。
- 小:4 個の vCPU、16 GB のメモリ、1 台の 25 GB ハード ディスク
- 中:8 個の vCPU、32 GB のメモリ、1 台の 50 GB ハード ディスク
- 大:12 個の vCPU、32 GB のメモリ、1 台の 75 GB ハード ディスク
次のパーシステント ボリュームも必要です。
- MariaDB:1 台の 60 GB ハードディスク(非 HA デプロイの場合)または 3 台の 60 GB ハード ディスク(HA デプロイの場合)
- RabbitMQ:1 台の 20 GB ハード ディスク(非 HA デプロイの場合)または 3 台の 20 GB ハード ディスク(HA デプロイの場合)
- 仮想シリアル ポート コンセントレータ (VSPC):Nova コンピュート インスタンスごとに 1 台の 2 GB ハード ディスク
次の表に、一般的な構成のリソースの最小要件と最大要件を示します。
デプロイ タイプ | vCPU | メモリ | ディスク領域(非パーシステント) | ディスク領域(パーシステント) |
---|---|---|---|---|
単一ノード非 HA デプロイ(最小) |
12 (4 + 8) |
48 GB (16 + 32) |
85 GB (30×2 + 25) |
82 GB (60 + 20 + 2) |
単一ノード非 HA デプロイ(最大) |
16 (4 + 12) |
48 GB (16 + 32) |
135 GB (30×2 + 75) |
82 GB (60 + 20 + 2) |
3 ノード HA デプロイ(最小) |
16 (4 + 4×3) |
64 GB (16 + 16×3) |
135 GB (30×2 + 25×3) |
246 GB (60×3 + 20×3 + 2×3) |
3 ノード HA デプロイ(最大) |
40 (4 + 12×3) |
112 GB (16 + 32×3) |
285 GB (30×2 + 75×3) |
246 GB (60×3 + 20×3 + 2×3) |
5 ノード HA デプロイ(最小) |
24 (4 + 4×5) |
96 GB (16 + 16×5) |
185 GB (30×2 + 25×5) |
246 GB (60×3 + 20×3 + 2×3) |
5 ノード HA デプロイ(最大) |
64 (4 + 12×5) |
176 GB (16 + 32×5) |
435 GB (30×2 + 75×5) |
246 GB (60×3 + 20×3 + 2×3) |
NSX-T Data Center または NSX Data Center for vSphere ネットワークを使用して VMware Integrated OpenStack をデプロイする場合は、追加のリソースが必要になることがあります。
- NSX-T Data Center の場合は、『NSX-T Data Center インストール ガイド』のシステム要件を参照してください。
- NSX Data Center for vSphere の場合は、『NSX インストール ガイド』のNSX Data Center for vSphere のシステム要件を参照してください。