7.0 または 7.0.1 バージョンから VMware Integrated OpenStack 7.1 にアップグレードするには、パッチを適用します。
手順
- VMware Integrated OpenStack 環境で、Integrated OpenStack Manager にログインします。
ssh root@mgmt-server-ip
VMware Integrated OpenStack 7.1 パッチ フォルダに移動します。
cd <vio-patch-folder>
tarball を展開します。
tar -zxvf vio-patch-7.1.0.0-build-number.tar.gz
- patch -prepare.sh スクリプトを実行します。このスクリプトによって、パッチをインストールするための次の手順が示されます。
- パッチを VMware Integrated OpenStack Manager に追加します。
viocli patch add -l /<vio-patch-folder>/patch-<vio-patch-version>.tar.gz
パッチが追加されたことを確認します。
viocli patch list
正常に追加された場合、パッチの状態は ADDED(追加済み)と表示されます。
- パッチをインストールします。
viocli patch install -p patch-<vio-patch-version>
パッチがインストールされたことを確認します。
viocli patch list
既存の VMware Integrated OpenStack 7.x デプロイに正しくインストールされた場合、パッチの状態は APPLIED(適用済み)と表示されます。
パッチが適用されている場合は、パッチのデプロイ ステータスを確認します。
viocli get deployment
パッチ プロセスでは、デプロイ状態が OUTAGE、RECONFIGURING、DEGRADED、RUNNING 間で変化することがあります。
デプロイが安定している場合、パッチの状態は RUNNING(実行中)と表示されます。これは、すべての OpenStack サービスがパッチ適用済みであることを示します。
注:
- エラーが発生した場合、またはデプロイが安定しない場合は、追跡用にサポート バンドルを保持します。
- VMware Integrated OpenStack が vRealize Operations Manager と統合されている場合、VMware Integrated OpenStack 7.1 パッチを適用した後に、vRealize Operations Manager で [接続の検証] をクリックして、VMware Integrated OpenStack の新しい証明書を受け入れる必要があります。