NSX-T Data Center ネットワークを使用すると、VLAN ベースのプロバイダ ネットワークを作成できます。
前提条件
- プロバイダ ネットワークの VLAN を定義し、その ID を記録します。
- 仮想マシンのフォーム ファクタの NSX Edge ノードで DHCP を使用するには、Edge ノードを含むポート グループで偽装転送と無作為検出モードを有効にします。手順については、『vSphere ネットワーク』ドキュメントの「分散ポート グループまたは分散ポートのセキュリティ ポリシーの構成」を参照してください。
手順
- VMware Integrated OpenStack ダッシュボードにクラウド管理者としてログインします。
- タイトル バーのドロップダウン メニューから [管理] プロジェクトを選択します。
- の順に選択します。
- [ネットワークの作成] をクリックし、プロバイダ ネットワークを構成します。
オプション 説明 名前 ネットワークの名前を入力します。
プロジェクト ドロップダウン メニューから目的のプロジェクトを選択します。
プロバイダ ネットワーク タイプ ドロップダウン メニューから [VLAN] を選択します。
物理ネットワーク VLAN トランスポート ゾーンの UUID を入力します。
セグメンテーション ID プロバイダ ネットワークに対して定義されている VLAN ID を入力します。
- [管理状態を有効化] および [サブネットの作成] を選択します。
- 複数のプロジェクトでプロバイダ ネットワークを使用する場合は、[共有] を選択します。
- [次へ] をクリックして、サブネットを構成します。
オプション 説明 サブネット名 サブネットの名前を入力します。
ネットワーク アドレス サブネットの IP アドレス範囲を CIDR 形式(192.0.2.0/24 など)で入力します。
IP バージョン [IPv4] または [IPv6] を選択します。
ゲートウェイ IP ゲートウェイ IP アドレスを入力します。値を入力しない場合は、サブネット内の最初の IP アドレスが使用されます。サブネットにゲートウェイを配置しない場合は、[ゲートウェイの無効化] を選択します。
- (オプション) サブネットの追加設定を行います。
- [割り当てプール] で、ネットワーク上に作成した仮想マシンの IP アドレスの割り当て元になる IP アドレス プールを入力します。プールは、2 つの IP アドレスをカンマで区切った形式で入力します(例:192.0.2.10,192.0.2.15)。IP アドレス プールを指定しない場合は、サブネット全体が割り当て可能になります。
- [DNS ネーム サーバ] で、サブネットで使用する 1 つ以上の DNS サーバの IP アドレスを入力します。
- [ホスト ルーター] で、サブネット上のホストにアドバタイズする追加ルートを入力します。ルートに CIDR 形式の宛先 IP アドレスとネクスト ホップをカンマ区切りで入力します(例:192.0.2.0/24,192.51.100.1)。
- [作成] をクリックします。