VMware Integrated OpenStack 7.3 では、Neutron ドライバで NSX-MP から NSX-P への移行がサポートされています。

VMware Integrated OpenStack デプロイを NSX-T 管理プレーンを利用して NSX-T Policy Manager に移行できます。

Policy Manager でのみ使用可能な NSX-T の機能(DHCPv6 および SLAAC を使用した IPv6 サポートなど)を利用することもできます。

さらに、 NSX-T で VMware Integrated OpenStack によって作成されるオブジェクトは、 NSX Policy ユーザー インターフェイスにも表示できます。移行プロセスでは、次の処理が実行されます。
  • 必要な最小 NSX-T バージョンを使用していることを確認します。
  • 具体的には、テストを検証します。
    • テストでは、サポートされていないサービス プラグインが構成されていないことを確認します。NSX-T Policy を使用した VMware Integrated OpenStack では、Neutron レイヤー 2 ゲートウェイ拡張機能はサポートされていません。
    • テストでは、BGP が Tier-0 ゲートウェイで有効で、DHCP リレーがアベイラビリティ ゾーンに対して構成されていないことを確認します。
  • VMware Integrated OpenStack、Tier-0 ルーター、プロファイルによって管理されているすべてのリソースと、VMware Integrated OpenStack によって使用されていない他の NSX-T リソースを移行します。
    • プロセスの終了時に、Neutron オブジェクトに対応する NSX-T リソースには、Neutron と同じ ID が含まれます。
    • NSX-Policy Manager のリソースに適用されるタグは、以前に NSX-T 管理プレーンで適用されていたものと同じです。
  • MP プラグインではなく、ポリシー プラグインを使用するために VMware Integrated OpenStack 管理プレーンを再構成します。これにより、NSX Policy プラグインの実行に必要な Neutron カスタム リソースも更新されます。
注:
  • NSX MP から NSX Policy に移行する際に、VMware Integrated OpenStack では管理プレーン オブジェクトをポリシー オブジェクトに昇格させるために NSX Migration Coordinator が調整されます。
  • VMware Integrated OpenStack は、証明書やプロファイルなど、Neutron リソースと関連付けられている各 NSX オブジェクトや依存するオブジェクトを制御します。
  • バックエンド リソースを直接変更すると、NSX リソースは Neutron ステータスと同期されず、VMware Integrated OpenStack ではその特定のリソースに対し昇格を実行できずに、ポリシーへの移行が失敗します。
  • 移行が終了したら、VMware Integrated OpenStack によって管理されている NSX リソースがバックエンドで変更されていないことを確認します。
  • 移行中は、ERROR 状態のロード バランサおよびファイアウォール グループを含めることはできません。これは、NSX-T バックエンドのロード バランサおよびファイアウォール グループ用に作成されたリソースを NSX ポリシーに移行できないためです。

前提条件

  • NSX-T 3.1.0 以降を MP からポリシーへの移行に使用していることを確認します。
  • Migration Coordinator サービスが NSX-T で実行中であることを確認します。
    注: 移行をトリガする前に、 NSX-T Manager をバックアップする必要があります。移行が失敗した場合、NSX Manager をリストアして、リストアが正常に実行されたら移行を VMware Integrated OpenStack から再試行する必要があります。移行した後は、 NSX-T 管理プレーンに戻すことはできません。 NSX-T Policy Manager に正常に移行された後、 NSX MP プラグインに戻すためのサポートされているソリューションはありません。

手順

  1. nsx で移行サービスを開始します。まず nsx Manager に admin ユーザーとして SSH 接続し、次のコマンドを実行します。
    start service migration-coordinator
  2. VMware Integrated OpenStack Manager にログインし、次のコマンドを実行します。
    viocli update neutron
    Neutron 構成に次のコードを追加します。更新後、 neutron-mp2p-migration ポッドが CREATED および RUNNING ステータスになります。
    manifests:
     mp2p_migration: true
  3. neutron-mp2p-migration ポッドを監視します。移行プロセスが完了すると、ポッドのステータスは次のように表示されます:COMPLETED。Neutron サーバがポリシー プラグインを使用していることを確認するには、次のコードを使用します。
    viocli update neutron
    manifests:
      mp2p_migration: true
      vmware_dvs_plugin: false
      vmware_nsxpolicy_plugin: true
      vmware_nsxv_plugin: false
      vmware_nsxv3_plugin: false
  4. 移行が完了し、Neutron サーバ ポッドが新しい構成で開始したら、nsx Manager に SSH 接続し、次のコマンドを実行して、移行を停止します。
    stop service migration-coordinator

結果

移行が正常に実行されると、MP から移行されたリソースをポリシー内に確認できます。