一部のワークロードは、ヒュージ ページ(Windows ではラージ ページ)によってパフォーマンスが向上することがあります。VMware Integrated OpenStack は、最大ページ サイズとして 1 GB をサポートします。

前提条件

デプロイで vSphere 6.7 以降が実行されていることを確認します。

手順

  1. VMware Integrated OpenStack ダッシュボードにクラウド管理者としてログインします。
  2. タイトル バーのドロップダウン メニューから [管理] プロジェクトを選択します。
  3. ヒュージ ページをサポートするためのフレーバーを構成します。
    1. [管理] > [コンピューティング] > [フレーバー] の順に選択します。
    2. ヒュージ ページをサポートするインスタンスに使用する新しいフレーバーを作成するか、既存のフレーバーを選択します。
    3. 使用するフレーバーの横にある [メタデータの更新] を選択します。
    4. [利用可能なメタデータ] ペインで [ゲスト メモリ バッキング] を展開し、[メモリ ページのサイズ] の横にある [追加](プラス記号)アイコンをクリックします。
    5. hw:mem_page_size の値を large に設定します。
    6. [利用可能なメタデータ] ペインで [VMware クォータ] を展開し、[クォータ: メモリ予約 (%)] の横にある [追加](プラス記号)アイコンをクリックします。
    7. quota:memory_reservation_percent の値を 100 に設定して、[保存] をクリックします。
  4. ヒュージ ページをサポートするためのイメージを構成します。
    1. [管理] > [コンピューティング] > [イメージ] の順に選択します。
    2. ヒュージ ページをサポートするインスタンスに使用する新しいイメージを作成するか、既存のイメージを選択します。
    3. 使用するイメージの横にある [メタデータの更新] を選択します。
    4. [利用可能なメタデータ] ペインで [ゲスト メモリ バッキング] を展開し、[メモリ ページのサイズ] の横にある [追加](プラス記号)アイコンをクリックします。
    5. hw_mem_page_size の値を large に設定します。
    6. [利用可能なメタデータ] ペインで [VMware クォータ] を展開し、[クォータ: メモリ予約 (%)] の横にある [追加](プラス記号)アイコンをクリックします。
    7. quota_memory_reservation_percent の値を 100 に設定して、[保存] をクリックします。
  5. この手順で作成したフレーバーおよびイメージを使用して、OpenStack インスタンスを起動します。
    手順については、 インスタンスの作成を参照してください。
  6. インスタンスのゲスト OS にログインし、ヒュージ ページのサポートを有効にします。
    手順については、ゲスト OS のドキュメントを参照してください。