OpenStack インスタンスで、複数のドライバを使用するように仮想インターフェイスを構成できます。
仮想インターフェイス ドライバを指定するには、vmware_extra_config のメタデータを Glance イメージに追加します。この手順でドライバが割り当てられない仮想インターフェイスは、hw_vif_model メタデータの値を使用します。hw_vif_model メタデータが設定されていない場合、これらのインターフェイスではイメージ用のデフォルトのドライバが使用されます。
仮想インターフェイス ドライバでは、次の値がサポートされています。
e1000
(または VirtualE1000
)
e1000e
(または VirtualE1000e
)
pcnet
(または VirtualPCNet32
)
sriov
(または VirtualSriovEthernetCard
)
vmxnet
(または VirtualVmxnet
)
vmxnet3
(または VirtualVmxnet3
)
手順
- VMware Integrated OpenStack ダッシュボードにログインします。
- タイトル バーのドロップダウン メニューからプロジェクトを選択します。
- の順に選択します。
- 複数のドライバを構成する対象として、新しいイメージを作成するか既存のイメージを選択します。
- 使用するイメージの横にある [メタデータの更新] を選択します。
- [利用可能なメタデータ] の [カスタム] フィールドに vmware_extra_config と入力し、[追加](プラス記号)アイコンをクリックします。
- 次の形式で、vmware_extra_config の値を JSON 配列に設定します。
{"hw_vif_models": {"vif1-id": "driver-name", ...}}
たとえば、次の値を使用すると、最初の仮想インターフェイスに
e1000
ドライバ、3 番目の仮想インターフェイスに
vmxnet3
ドライバが設定されます。
{"hw_vif_models": {"1": "e1000", "3": "vmxnet3"}}