viocli update コマンドを使用すると、デプロイ内のリソースの設定を更新できます。設定は、変更できるようにデフォルトのテキスト エディタにロードされます。

viocli update コマンドは次の構文を使用します。

viocli update resource-type [resource-name] [--live-debug={true | false}] [--force] [-v]
パラメータ 必須か任意か 説明

resource-type

必須

更新するリソースのタイプ。以下の値がサポートされています。

  • aodh
  • barbican
  • ceilometer
  • ceilometeragent
  • cinder
  • deployment
  • designate
  • glance
  • gnocchi
  • heat
  • horizon
  • keystone
  • mariadb
  • memcached
  • neutron
  • nova
  • novacompute
  • panko
  • rabbitmq
  • swift
  • tenant-vdc

resource-name

任意

更新するリソースの名前。

目的のリソースのインスタンスが 1 つしか実行されていない場合、このパラメータは不要です。

--live-debug={true | false}

任意

特定のリソースでライブ デバッグ モードを有効にするために、開発時に R&D によって主に使用されます。

デバッグを許可するために、コア プロセスを起動するのではなく、リソース ポッドを「sleep infinity」で起動します。

注: ライブ デバッグを実行すると、デバッグ対象のサービスの制御プレーンが停止します。

通常の動作に戻すには、viocli を使用してライブ デバッグを無効にし、ポッドが再起動するまで待機します。

この機能は、VMware テクニカル サービスの指示の下でのみ使用することをお勧めします。

--force

任意

確認なしでコマンドを実行します。

-w または --watch

任意

サービス更新ステータスを同期的に監視します。

-v または --verbose

任意

詳細モードで出力を表示します。

deployment リソースには、以下の追加のパラメータが適用されます。

パラメータ 必須か任意か 説明

--enable-ha

必須

デプロイで高可用性 (HA) モードを有効にします。

tenant-vdc リソースには、以下の追加のパラメータが適用されます。

パラメータ 必須か任意か 説明

--compute compute-node

必須

テナント VDC が含まれるコンピューティング ノード。

--id vdc-id

必須

テナント VDC の ID。

--cpu-reserve cpu-min

任意

VDC で予約する CPU サイクル (MHz)。

値を入力しない場合、デフォルトで 0 が使用されます。

値 0 は予約されたリソースがないことを示すので、0 以上の値を指定する必要があります。

--cpu-limit cpu-max

任意

VDC での CPU 使用率の上限 (MHz)。

値を入力しない場合、CPU 使用率は制限されません。

指定する値は 0 以上または -1 にする必要があります。-1 は、そのリソースに制限が設定されていないことを示します。

--mem-reserve memory-min

任意

VDC で予約するメモリ (MB)。

値を入力しない場合、デフォルトで 0 が使用されます。

値 0 は予約されたリソースがないことを示すので、0 以上の値を指定する必要があります。

--mem-limit memory-max

任意

VDC でのメモリ使用量の上限 (MB)。

値を入力しない場合、メモリ使用量は制限されません。

指定する値は 0 以上または -1 にする必要があります。-1 は、そのリソースに制限が設定されていないことを示します。

--name

任意

既存のテナント VDC の更新名。

viocli update -h または viocli update --help を実行して、コマンドのパラメータを表示することもできます。