VMware Integrated OpenStack 7.1 では、SRM と vSphere Replication が Nova および Cinder のバックアップとリカバリに使用されます。
障害が発生する前に、vSphere Replication を使用して、インスタンスとボリュームをソース サイトからターゲット サイトにレプリケートできます。
前提条件
- vSphere Replication が環境にインストールされ、構成されていることを確認します。詳細については、vSphere Replication のインストールと設定を参照してください。
- VMware Site Recovery Manager が環境内にインストールされ、構成されていることを確認します。詳細については、VMware Site Recovery のインストールと構成を参照してください。
- VMware Site Recovery Manage をインストールした後、SRM にログインし、レプリケーション サーバ、フォルダ マッピング、リソース マッピング、およびプレースホルダ データベースを構成します。
注: レプリケーション設定を構成する場合は、ソース クラスタからターゲット クラスタへの 1 対 1 のマッピングが必要です。
手順
- Nova インスタンスのレプリケート:
- vSphere Web Client で、仮想マシンを右クリックします。
- の順に選択します。
- ウィザードに従って構成を完了します。
[ターゲット サイト] で、仮想マシン レプリケーション対象のターゲット サイトを選択します。
[仮想マシンの検証] で、仮想マシンが構成されていることを確認します。
[ターゲット データベース] で、レプリケートされたファイルにデータベースを選択します。
[レプリケーション設定] で、レプリケーション設定を選択します。注: [ポイント イン タイム インスタンスの有効化] を選択すると、Nova インスタンスからのボリューム接続解除機能がターゲット サイトで失敗する可能性があります。[保護グループ] で、[今すぐ保護グループに追加しない] を選択します。
[完了前の確認] で、設定を確認し、[終了] をクリックします。
- Cinder ボリュームのレプリケート:
- VMware Integrated OpenStack では、OpenStack ボリュームのプレースホルダとして、シャドウ仮想マシンが作成されます。Cinder ボリュームのシャドウ仮想マシンをレプリケートする必要があります。
- OpenStack コマンド、または Horizon ユーザー インターフェイスを使用して、ボリュームのステータスが 接続 または 使用可能 であることを確認します。
- 使用可能 ステータスのボリュームの場合、シャドウ仮想マシンを Nova インスタンスとしてレプリケートする必要があります。
- 接続 ステータスのボリュームの場合、シャドウ仮想マシンを Nova インスタンスとしてレプリケートする必要があります。
[新規保護グループに追加] を選択し、[今すぐリカバリ プランを追加しない] を選択していることを確認します。