ボリューム タイプを作成して、1 つ以上のテナントに公開し、ボリュームの作成に使用できます。ボリューム タイプにより、vSphere のストレージ プロファイルとデフォルトのアダプタ タイプを定義できます。

注: ボリュームまたはボリューム タイプについては、Barbican 暗号化はサポートされていません。 vmware:storage_profile を暗号化が有効な vSphere 仮想マシン ストレージ ポリシーに設定したボリューム タイプを作成して、暗号化を使用したボリュームを作成できます。以下の制限が適用されます。
  1. 暗号化ポリシーを設定したボリューム タイプを使用して、空のデータ ボリュームを作成できます。
  2. 暗号化を設定したボリュームを Glance イメージから作成するには、暗号化を設定した Glance イメージを作成する必要があります(Glance イメージを作成するために、暗号化を設定した Nova インスタンスのスナップショットを作成するなど)。
  3. 暗号化を設定したボリュームを Nova インスタンスに接続するには、Nova インスタンスが暗号化を設定して作成されている必要があります。

手順

  1. VMware Integrated OpenStack ダッシュボードにクラウド管理者としてログインします。
  2. タイトル バーのドロップダウン メニューから [管理] プロジェクトを選択します。
  3. [管理] > [ボリューム] > [ボリューム タイプ] の順に選択して、[ボリューム タイプの作成] をクリックします。
  4. ボリューム タイプの名前と説明を入力します。
  5. ボリューム タイプを特定のプロジェクトのみ使用できるようにする場合は、[パブリック] の選択を解除します。
    ボリューム タイプを作成すると、このタイプに対するアクセス権を構成できます。
  6. [ボリューム タイプの作成] をクリックします。
    [ボリューム タイプ] リストに新しいボリューム タイプが表示されます。
  7. ボリューム タイプに vSphere ストレージ プロファイルを関連付ける場合は、次の手順を実行します。
    1. [アクション] 列で [追加仕様の表示] を選択します。
    2. [作成] をクリックします。
    3. [キー] テキスト ボックスに vmware:storage_profile と入力します。
    4. [値] テキスト ボックスに vSphere ストレージ プロファイルの名前を入力します。
    5. [作成] をクリックします。
  8. ボリューム タイプにデフォルトのアダプタを設定する場合は、次の手順を実行します。
    1. [アクション] 列で [追加仕様の表示] を選択します。
    2. [作成] をクリックします。
    3. [キー] テキスト ボックスに vmware:adapter_type と入力します。
    4. [値] テキスト ボックスにアダプタ タイプを入力します。
      サポートされる値は、 lsiLogicbusLogiclsiLogicsasparaVirtual、および ide です。
    5. [作成] をクリックします。
  9. ボリューム タイプがパブリックでない場合は、[アクション] 列で [アクセス権の編集] を選択して、このボリューム タイプを使用できるプロジェクトを指定します。
    プロジェクトを指定しない場合、ボリューム タイプはクラウド管理者にのみ表示されます。

結果

テナントは、ボリュームを作成するとき、または既存のボリュームを変更するときにボリューム タイプを選択できます。指定したボリューム タイプで定義された設定が、新しいボリュームに適用されます。

次のタスク

ボリューム タイプの名前または説明を変更する場合、[アクション] 列で [ボリューム タイプの編集] をクリックして、必要な変更を加えます。不要なボリューム タイプを削除するには、[ボリューム タイプ] テーブルで削除するボリューム タイプを選択し、[ボリューム タイプの削除] をクリックします。