viocli patch コマンドを使用すると、VMware Integrated OpenStack デプロイ内のパッチを管理できます。

viocli patch コマンドは、異なるタスクを実行するさまざまなアクションをサポートしています。以下のパラメータは、すべてのアクションに適用されます。

パラメータ 必須か任意か 説明

-v または --verbose

任意

詳細モードで出力を表示します。

コマンドのパラメータを表示するには、viocli patch -h または viocli patch --help を実行します。

viocli patch を使用して、次のアクションを実行します。

viocli patch list

全体的なステータスを含む、すべての VMware Integrated OpenStack パッチに関する詳細情報を表示します。

patch prepare -sh viocli

このスクリプトは、使用している環境用の viocli パッチを準備します。また、既存の viocli をターゲットの場所にバックアップし、新しい viocli をアップグレードします。

viocli patch add -l | –location <patch-path>

デプロイにパッチを追加します。新しい Helm チャートと Docker イメージをマネージャ ノードのターゲット場所 /opt/vmware/data にコピーします。

viocli patch install -p | –patch <patch-name>

VMware Integrated OpenStack パッチをインストールします。パッチ カスタム リソースを適用し、run.sh を実行して Helm リポジトリと Docker レジストリ ポッドを再起動します。

viocli patch delete -p | –patch <patch-name>

パッチを完全に削除します。