OpenStack インスタンスが ESXi ホスト上の NVIDIA GRID vGPU デバイスを使用するのを許可できます。

以前のリソース プロバイダと vGPU 特性のクリーンアップの詳細については、 古い vGPU リソースのクリーンアップ を参照してください。
注:
  • OpenStack インスタンスごとに 1 つの vGPU のみがサポートされます。
  • すべての OpenStack インスタンスに同じ vGPU プロファイルが使用されます。

前提条件

vGPU デバイスのドライバが ESXi ホストにインストールされていることを確認します。

手順

  1. Integrated OpenStack Managerroot ユーザーとしてログインします。
    ssh root@mgmt-server-ip
  2. Nova コンピューティングの設定を編集します。
    viocli update nova-compute
  3. vmware セクションで、gpu_profile パラメータを追加し、使用する vGPU プロファイルをその値として設定します。
  4. profile_fb_size_kb パラメータを追加し、vGPU フレーム バッファのサイズ(KB 単位)をその値として設定します。

    たとえば、profile_fb_size_kb: 4096 と入力すれば、4096 KB のフレーム バッファを指定できます。

    conf:
      nova_compute:
        vmware:
          gpu_profile: grid_t4-2q
          profile_fb_size_kb: 4096

    フレーム バッファの詳細については、NVIDIA の仮想 GPU ソフトウェア ユーザー ガイドを参照してください。

  5. VMware Integrated OpenStack ダッシュボードにクラウド管理者としてログインします。
  6. タイトル バーのドロップダウン メニューから [管理] プロジェクトを選択します。
  7. [管理] > [コンピューティング] > [フレーバー] の順に選択します。
  8. NVIDIA GRID vGPU パススルーに使用する新しいフレーバーを作成するか、既存のフレーバーを選択します。
  9. 使用するフレーバーの横にある [メタデータの更新] を選択します。
  10. [利用可能なメタデータ] ペインで、[フレーバーの VMware ドライバ オプション] を展開し、[VMware vGPU] の横にある [追加](プラス記号)アイコンをクリックします。
  11. vmware:vgpu の値を 1 に設定して、[保存] をクリックします。

次のタスク

この手順で変更したフレーバーにより、NVIDIA GRID vGPU を使用するようにインスタンスを構成できます。