viocli delete コマンドを使用すると、VMware Integrated OpenStack デプロイからリソースを削除できます。

viocli delete コマンドは、異なるタスクを実行するさまざまなアクションをサポートしています。以下のパラメータは、すべてのアクションに適用されます。

パラメータ 必須か任意か 説明

--force

任意

確認なしでコマンドを実行します。

-v または --verbose

任意

詳細モードで出力を表示します。

viocli delete -h または viocli delete --help を実行して、コマンドのパラメータを表示できます。また、アクションに対して -h または --help オプションを使用して、そのアクションのパラメータを表示することもできます。たとえば、viocli delete tenant-vdc -h は、tenant アクションのパラメータを表示します。

viocli delete がサポートするアクションは以下のとおりです。

viocli delete orphaned-instances [--no-grace-period] [--force] [-v]

実体なしの OpenStack インスタンスを削除します。

パラメータ 必須か任意か 説明

--no-grace-period

任意

オブジェクトに実体がないかどうかを判断する場合、猶予期間を無視します。このパラメータが設定された場合にのみ、過去 30 分間に変更されたオブジェクトが結果に含まれます。

viocli delete orphaned-managed-vms [--no-grace-period] [--force] [-v]

OpenStack によって管理されている、実体なしの仮想マシンを削除します。

パラメータ 必須か任意か 説明

--no-grace-period

任意

オブジェクトに実体がないかどうかを判断する場合、猶予期間を無視します。このパラメータが設定された場合にのみ、過去 30 分間に変更されたオブジェクトが結果に含まれます。

viocli delete orphaned-shadow-vms [--no-grace-period] [--force] [-v]

実体のないシャドウ仮想マシンを削除します。

パラメータ 必須か任意か 説明

--no-grace-period

任意

オブジェクトに実体がないかどうかを判断する場合、猶予期間を無視します。このパラメータが設定された場合にのみ、過去 30 分間に変更されたオブジェクトが結果に含まれます。

viocli delete swift [--force] [-v]

Swift クラスタを削除します。

viocli delete tenant-vdc tvdc-id [--compute compute-node] [--force] [-v]

実体のないシャドウ仮想マシンを削除します。

パラメータ 必須か任意か 説明

tvdc-id

必須

削除するテナント VDC の ID。

--compute compute-node

任意

テナント VDC を削除するコンピューティング ノード。

このパラメータを含めない場合は、すべてのコンピューティング ノードからテナント VDC が削除されます。