DHCP を使用せずに管理ネットワークと API アクセス ネットワークをデプロイした場合は、デプロイ後に IP アドレス範囲を追加し、DNS サーバを変更できます。
手順
- Integrated OpenStack Manager Web インターフェイスに
admin
ユーザーとしてログインします。 - [OpenStack デプロイ] で、デプロイの名前をクリックし、[管理] タブを開きます。
- [ネットワーク] タブで、変更するネットワークを選択します。
- IP アドレス範囲を追加するには、[IP 範囲の追加] を選択し、ネットワークに追加できる IP アドレス範囲を入力します。
表示されたダイアログ ボックスで再度 [IP 範囲の追加] をクリックすることにより、一度に複数の IP アドレス範囲を追加することができます。
重要: 管理ネットワークおよび API アクセス ネットワークに含めることができる IP アドレスの数はそれぞれ 100 個までです。
- 新しいコントローラの DNS サーバを変更するには、[DNS の変更] を選択します。
例:DNS=192.168.10.11 192.168.10.12。
- 表示されるダイアログ ボックスに、DNS サーバ DNS1 を入力します。
DNS1: 192.168.10.11
- 新しい DNS サーバをネットワークに追加するには、[DNS の追加] をクリックします。
- 新しい DNS サーバ DNS2 を入力します。
DNS2: 192.168.10.12
- [OK] をクリックします。新しい DNS サーバが管理ネットワークと API ネットワークにそれぞれ存在していることが確認できます。
- 次のコマンドを使用して、既存のコントローラで DNS サーバを変更できます。この変更後に作成された新しいコントローラに、新しい DNS サーバを使用できます。
/etc/systemd/resolved.conf systemctl restart systemd-resolved systemd-resolve --status
注: 構成の変更を確認するには、汎用 DNS サーバ アドレスを使用できます。管理ネットワークと API ネットワークの DNS サーバは同じで、1 つの行に表示されています。管理ネットワークの DNS サーバは先頭にあります。 - 表示されるダイアログ ボックスに、DNS サーバ DNS1 を入力します。
- VIO Manager の DNS サーバを変更するには、次の手順を実行します。
- DNS サーバの設定を編集します。
/etc/systemd/resolved.conf
例:DNS=172.20.3.41 172.30.3.42
DNS サーバは、管理ネットワークからのみ使用可能です。
- DNS サーバを再起動します。
systemctl restart systemd-resolved
- DNS サーバのステータスを確認します。
systemd-resolve --status
- coredns ポッドを削除します。
- 新しい DNS サーバを VIO Manager に追加します。
ovfenv -k vami.DNS.vio-manager --value <new dns server>
例:
ovfenv -k vami.DNS.vio.manager --value "172.30.3.41,170.30.3.42"
。
- DNS サーバの設定を編集します。
- IP アドレス範囲を追加するには、[IP 範囲の追加] を選択し、ネットワークに追加できる IP アドレス範囲を入力します。