アプリ レイヤ キャプチャのための参照マシンは、必要となるオペレーティング システムの標準インストールが必要です。他の事前準備は必要ありません。特定のガイドラインが特別な状況に適用されます。

前提条件

以下の条件が特別な状況で存在することを検証します:
  • 仮想マシンは、ハードウェア固有のアプリ レイヤをすべて除いてキャプチャのために作成されます。
  • 参照マシンには、必要となる OS、たとえば、Windows XP、Windows 7 32 ビットまたは Windows 7 64 ビット、Windows 8.1 32 ビットまたは Windows 8.1 64 ビット、または Windows 10(64 ビット)が標準インストールされます。
  • アプリ レイヤは互換性のある OS バージョンに導入されます。Windows XP、Windows 7 32 ビットおよび Windows 7 64 ビット、Windows 8.1 32 ビット、Windows 8.1 64 ビットおよび Windows 10(64 ビット)に対して個別にアプリ レイヤをキャプチャする必要があります。Windows 7 にキャプチャされるアプリ レイヤは、Windows 8.1(32 ビットまたは 64 ビット)マシンおよびその逆に導入できません。Windows 8.1 32 ビットでキャプチャされるアプリ レイヤは、Windows 8.1 64 ビットには導入できず、その逆もできません。
  • 以下の特徴の参照マシンの標準状態でのソフトウェアを回避します:
    • アプリケーションをインストール中にマシンが変更される可能性があります。
    • 自動更新中。ソフトウェアの自動更新を回避できない場合、既に存在するソフトウェアの自動更新機能を無効にします。たとえば、自動の Windows アップデート インストールおよび自動のアンチウイルス定義のアップデートをオフにします。
  • インストールした標準 Windows OS に含まれていない .NET のバージョンを使用する .NET ベースのアプリケーションをキャプチャする場合、キャプチャを開始してアプリケーションをインストールする前にクリーンな参照マシンに必要となる .NET フレームワークをインストールします。可能であれば .NET フレームワーク自体を基本レイヤから配布します。
  • 標準の参照マシンは、組織全体で使用されている基本レイヤのコンテンツ、たとえば、基本レイヤと同じ Windows サービス パック バージョンおよび .NET フレームワーク バージョンと似ていることを検証します。
  • 参照マシンの Windows ストアのアプリケーションおよび Windows オペレーティング システムの自動更新を無効にします。参照マシンで Windows ストアのアプリケーションの自動更新が有効な場合、基本レイヤまたはアプリ レイヤがアップデートの途中でキャプチャされる可能性があります。
  • 参照マシンで Windows ストアのアプリケーションの自動更新が有効な場合、基本レイヤまたはアプリ レイヤのキャプチャ プロセスの一部として、部分的にインストールされた Windows アップデートが記録される場合があります。これは、エンドポイントで予期しない動作をもたらす可能性があります。

手順

  1. 参照マシンに Mirage クライアントをインストールします。
    Mirage 管理コンソールでは、仮想マシンのデバイス状態は「指定の保留中」です。
  2. 参照マシンを再起動します。
    再起動は、アプリ レイヤをキャプチャしているときに最良のスキャン パフォーマンスを保証します。

次のタスク

続行してマシンのプリインストール状態をキャプチャします。アプリ レイヤ キャプチャの開始を参照してください。