システム レポート ユーティリティを使用して、内部システム ログ ファイル、関係するレジストリ エントリ、イベント ログ、システム情報、構成情報を収集することにより、発生した問題のトラブルシューティングを行います。

複数のタイプのシステム レポートを作成できます。

表 1. 使用可能なレポート タイプ
レポート 説明
完全なレポート システム ログ、レジストリ情報およびシステム情報の包括的なセットを収集します。確認された問題のトラブルシューティングで役立つ一方、このレポートは非常に大きくなる場合があり(数百 MB のデータを含む)、VMware サポートからの特別なリクエストによってのみ使用されます。
中程度のレポート 最も頻繁に使用され、このレポート タイプは、限定的なシステム ログおよびシステム情報を収集します。これは素早く作成され、完全なレポートよりも効率的なリソースです。
ログ限定のレポート ログ エントリの最小セットを返します。次のステップを決定するために初期段階のトラブルシューティングで通常は使用されます。

前提条件

管理者としてログインします。

手順

  1. レポートを実行します。
    オプション 操作
    サーバから Mirage インストール ディレクトリ(たとえば、C:\Program Files\Wanova\Mirage Server)から sysreport バッチ ファイルを実行し、以下のような必要なスクリプトを実行します。
    • 完全なレポート:sysreport_full.cmd
    • 中程度のレポート:sysreport_medium.cmd
    • ログ限定のレポート: sysreport_logs_only.cmd
    クライアントから 通知領域の [Mirage] アイコンを右クリックし、[ツール] を選択し、レポートを選択します。
    sysreport コマンドは、特にサーバで CPU に負荷がかかるので、通常、実行中に影響を及ぼすことが予想されます。すべてのログが含まれる CAB ファイルは、 c:\sysreport-MMDDYYYY-HHMM-ComputerName.cab に作成されます。
  2. Mirage ゲートウェイ サーバのシステム レポートが生成されます。
    オプション 説明
    sudo /opt/MirageGateway/bin/sysreport_logs Mirage ゲートウェイ ログや Mirage ゲートウェイ パフォーマンス ログを含むログを収集します。
    sudo /opt/MirageGateway/bin/sysreport_full Mirage ゲートウェイ ログ、Mirage ゲートウェイ パフォーマンス ログおよびシステム ログを含むログを収集します。
    すべてのログが含まれる ZIP ファイルが ComputerName に作成されます。MMDDYYYY-HHMMSS-logs.zip