Mirage は、ベア メタル プロビジョニング操作に対する検証を実行して、プロビジョニング済みのデバイスに再パーティショニングが必要かどうかを判断します。Mirage の実行する検証は、ベア メタル プロビジョニング操作の前にインストールされていたオペレーティング システムの種類によって異なります。

Windows オペレーティング システム マシン
Mirage はシステム ドライブを配置し、選択された基本レイヤーのドライブに十分な容量があるかどうかを判断します。十分な容量がある場合、ドライブはフォーマットされます。指定した基本レイヤーに対する十分な容量がドライブにない場合、 Mirage には、選択した基本レイヤーを搭載するためにディスクを再パーティショニングするという警告の検証メッセージが表示されます。ハード ドライブに十分な容量がないと、ディスク容量が不十分なことによるブロックの検証が Mirage に表示され、ユーザーはディスクを置き換えるように指示されます。
Windows を実行するようにプロビジョニングされた、新しい HDD のあるマシンまたは Windows 以外のオペレーティング システム マシンの場合
Mirage は、ディスクに選択した基本レイヤーをダウンロードできる十分な容量があるかどうかを判断し、ディスク パーティショニングの検証メッセージを表示します。ハード ドライブに十分な容量がないと、ディスク容量が不十分なことによるブロックの検証メッセージが Mirage に表示され、ユーザーはディスクを置き換えるように指示されます。
Mirage は起動モードと、ディスク パーティション レイアウトの不一致を確認します。マシンの起動モードが起動ディスクのパーティショニング レイアウトをサポートしていない場合には、 Mirage にブロックの検証が表示されます。
  • UEFI 起動モードの MBR
  • レガシー起動モードの GPT

UEFI に対応していないオペレーティング システム

32 ビットの Windows 7、Vista または XP オペレーティング システムに適用される基本イメージの場合、ディスクを GPT にすることはできません。Mirage は、この状況を回避するため、プロビジョニング ウィザードにエラー メッセージを表示します。

Unsupported Operating System for boot mode (UEFI) in bare metal provisioning.

MirageWinPE ベースのベアメタル プロビジョニング機能は、特定の基本レイヤー(UEFI ブートに未対応のオペレーティング システム)でサポートされていません。

この問題を解決するには、起動モードを BIOS に変更します。エンドポイントを再起動し、起動構成をレガシー起動モードに変更してから、もう一度 WinPE から起動します。