エンド ユーザーは、データのサブセットがエンドポイントに置かれた直後から作業を開始できます。エンド ユーザーまたはアプリケーションがダウンロードが完了されていないファイルを要求する場合、バックグラウンドの転送よりも優先されます。ファイルのダウンロードが完了すると、システムはファイルが使用できるようになったことをエンド ユーザーに通知します。
リストア プロセスは、リストア プリフェッチおよびリストア ストリーミングの 2 段階で行われます。
リストア プリフェッチ
サーバは、CVD を起動してネットワークに接続するためにエンドポイントで必要となる最小限のファイル セットおよび構成をダウンロードします。これは最小リストア セットと呼ばれます。エンド ユーザーは、データのこのサブセットがエンドポイントに置かれた直後から作業を開始できます。
リストア ストリーミング
最小リストア セットがダウンロードされて再起動が完了後、エンド ユーザーが作業中に、サーバはバックグラウンドでエンドポイントに対して残りの CVD コンテンツのストリーミングを開始します。ユーザーまたはアプリケーションがダウンロードが完了されていないファイルを要求すると、この要求はバックグラウンドの転送よりも優先されます。
エンド ユーザーは、通知領域の [Mirage] アイコンを右クリックして、[ストリーミング ステータスを表示] をクリックして、ダウンロード中の各ファイルのストリーミング ステータスを表示できます。
エンド ユーザーが完全にダウンロードされていないファイルを開くと、システムはユーザーにファイルが現在ダウンロード中であることを通知します。ファイルのダウンロードが完了すると、システムはファイルが使用できるようになったことをエンド ユーザーに通知します。
システムは、接続が再確立されるまでエンド ユーザーに待機するようにアドバイスする場合があります。
エンドポイントに未だストリームされていない CVD ファイルは、Office アイコン オーバーレイで Windows Explorer に表示されます。これは、ファイルがリモート ストレージ媒体に存在し、それらのアクセスがネットワーク ダウンロード遅延に関係することを示します。