基本レイヤ キャプチャに基本レイヤ後のスクリプトを含めることができます。このスクリプトは、個々のエンドポイントで実行する必要があるソフトウェアのインストール、またはエンドポイントに既に存在する可能性のあるハードウェア ドライバのアップデートまたは削除など、基本レイヤ アップデート後で必要となる特定の操作を実行します。以下のレイヤのプロビジョニング操作で基本レイヤ後のスクリプトを使用することもできます。

個々のエンドポイントで実行される必要があるソフトウェアには、特定のエンドポイントだけと互換性があるハードウェア固有のソフトウェアを含むことができます。

クライアントのインストールには、基本レイヤ後のスクリプト操作を実行しないデフォルトのサンプル スクリプトが含まれます。

クライアントは、最初のアップロードに続き基本レイヤ アップデートが完了するまで、すべての起動で基本レイヤ後のスクリプトの実行を続けます。これによって、サーバの CVD の状態に基本レイヤ後のスクリプトの結果が確実に含まれます。このプロセスはすべての強制基本レイヤ操作に対しても行われます。

注意: : このスクリプトには関係するチェックおよび条件節が含まれる必要があるので、ワンタイム実行を必要とするいかなる部分も再実行されません。

前提条件

スクリプトで使用または呼び出される基本レイヤ後のスクリプト ファイルおよび補助ファイルは、基本レイヤの一部としてキャプチャされ、エンドポイントに配布されます。補助ファイルが、スクリプトと同じディレクトリ、または基本レイヤでキャプチャされる他のディレクトリに置かれていることを検証します。

手順

  1. 基本レイヤ アップデート操作後、%ProgramData%\Wanova\Mirage Service ディレクトリの下に post_core_update.bat と呼ばれるファイルを作成します。
    または
    レイヤプロビジョニング操作後、 %ProgramData%\Wanova\Mirage Service ディレクトリの下に post_provisioning.bat と呼ばれるファイルを作成します。
  2. 参照マシンでこのファイルを編集して、エンドポイントで必要となる導入後の操作を実行します。

結果

基本レイヤ後のスクリプトの実行をモニタするため、スクリプトがゼロ以外のエラー値を返す場合に中央管理サービスにイベントを報告します。