CVD スナップショットを使用して、固有のファイルまたは既存のデバイスの完全なエンドポイントをリストアできます。

Mirage は定期間隔で CVD スナップショットを自動的に作成し、保存ポリシーに基づいてそれらを保存し、必要に応じてリストア目的のために使用できるようにします。詳細については、『VMware Mirage 管理者ガイド』を参照してください。

選択した CVD スナップショットを使用して、固有のファイルまたは既存のデバイスの完全なエンドポイントをリストアできます。復帰は、同じオペレーティング システム(たとえば、Windows 8.1 と Windows 8.1)間、またはクロス オペレーティング システム(たとえば、Windows 8.1 と Windows 7)間で可能です。

手順

  1. Mirage Web 管理で、CVD スナップショットにリストアする CVD を選択して [スナップショットまで戻る] をクリックします。
  2. 元に戻すオプションを選択します。
    1. 復帰するスナップショット日付を選択します。
    2. システムのみをリストアするかどうかを選択して [次へ] をクリックします。
      デフォルトで [システムだけをリストア] チェック ボックスが選択されています。これを選択すると、基本レイヤ、ユーザーがインストールしたアプリケーションおよびユーザー マシン設定を含むシステム ファイルだけをリストアします。ユーザー領域のコンテンツは影響されず、ユーザー領域の新しいファイルは消去されません。

      このオプションのユーザー データは、アップロード ポリシー ユーザー領域にリストされるファイルおよびディレクトリに関連します。

      このオプションの動作は、実行している復帰が同じ OS またはクロス OS であるかどうかによって異なります。

      オプション 操作
      たとえば、Windows 8.1 から Windows 8.1 という同じ OS の場合:

      ユーザー領域を含み、CVD スナップショットから CVD 全体をリストアする場合はこのチェック ボックスの選択を解除します。

      このチェック ボックスの選択を解除すると、スナップショットに存在しない現在の CVD のすべてのアプリケーション、設定、またはドキュメントは、エンドポイントから消去されます。

      たとえば、Windows 8.1 から Windows 7 という異なる OS の場合: このチェック ボックスの選択は解除されて、ユーザー領域を含む CVD 全体は常に CVD スナップショットからリストアされます。
  3. 検証要約を使用して、対象デバイスを CVD と比較します。この要約は、追加の注意が必要となる潜在的な問題をユーザーに警告します。
    ブロック問題が解決されるまで次に進むことはできません。
  4. スナップショットの詳細を確認して [完了] をクリックします。