Mirage PowerCLI を使用することで、保留中のデバイスをプロビジョニングできます。
手順
- Connect-MirageServer cmdlet を実行し、Mirage サーバに接続します。
Connect-MirageServer ServerIPAddress Username Password -TrustUnknownCertificate
ServerIPAddress は Mirageサーバの IP アドレス、 Usernameおよび Password は Mirage サーバに対する優先ユーザーのログイン認証情報です。 - CVD の Mirage ボリュームを選択します。
- Get-MirageVolume cmdlet を実行して Mirage ボリュームを取得し、CVD に割り当てられた Mirage ボリュームの名前を書きとめます。
-
$volume = Get-MirageVolume 'VolumeName' | Select-Object -First 1
コマンドを実行しますvolume はこの変数に対して選択した名前、 VolumeName は CVD に選択したボリュームの名前です。
- CVD の Mirage ポリシーを選択します。
- Get-MiragePolicy cmdlet を実行して Mirage ポリシーを取得し、CVD に割り当てられた Mirage ポリシーの名前を書きとめます。
-
$policy = Get-MiragePolicy 'PolicyName'| Select-Object -First 1
コマンドを実行しますpolicy はこの変数に対して選択した名前、 PolicyName は CVD に選択した Mirage ポリシーの名前です。
- CVD の基本レイヤを選択します。
- Get-MirageBaseLayer cmdlet を実行して Mirage 基本レイヤを取得し、CVD に適用する基本レイヤの名前を書きとめます。
-
$baselayer = Get-MirageBaseLayer 'baselayername' | Select-Object -First 1
コマンドを実行します。baselayer はこの変数に対して選択した名前、 baselayername は CVD に選択した基本レイヤの名前です。
- CVD に対して 1 つ以上の保留中のデバイスを指定します。
- Get-MiragePendingDevice cmdlet を実行して保留中のデバイスを取得し、CVD に割り当てられた保留中のデバイスの名前を書きとめます。
- $device 変数に保留中のデバイスを割り当てます。
オプション 操作 保留中のデバイスを CVD に割り当て $device = Get-MiragePendingDevice | Select-Object -First 1
コマンドを実行し、保留中のデバイスを取得します。1 つ以上の保留中のデバイスを CVD に割り当て $device = Get-MiragePendingDevice $devicefilters
コマンドを実行します。devicefilters は、保留中のデバイスを取得するために CVD に含めるデバイスのフィルタです。
- 保留中のデバイスをプロビジョニングします。
オプション 操作 ドメイン参加のあるデバイスをプロビジョニング $cvd = $device | New-MirageCVD -Policy $policy -Volume $volume -BaseLayer $baselayer -Domain $domain -User $domainuser -Password $domainpassword -Provision -Force
コマンドを実行します。ワーク グループのあるデバイスをプロビジョニング $cvd = $device | New-MirageCVD -Policy $policy -Volume $volume -BaseLayer $baselayer -WorkGroup $workgroup -Force
コマンドを実行します。ドメイン参加のあるデバイスのプロビジョニングとデバイスのマシン名の変更 $cvd = $device | New-MirageCVD -Policy $policy -Volume $volume -BaseLayer $baselayer -Domain $domain -User $domainuser -Password $domainpassword -MachineNamePrefix $nameprefix -MachineNameStartIndex $nameindex -Provision -Force
を実行します。この cmd によって、デバイスがプロビジョニングされ、MachineNamePrefix および MachineNameStartIndex パラメータを使用してマシン名が変更されます。たとえば、MachineNamePrefix が「newmachine-」であり MachineNameStartIndex が 100 の場合、新しいマシン名は newmachine-100、newmachine-101 などになります。Volume を指定しない場合、新規 CVD のボリュームが自動的に選択されます。
cvd は変数に指定した名前です。 domain は移行された CVD が参加しているドメインの名前です。 domainuser および domainpassword は、移行された CVD が参加しているドメインのログイン認証情報です。 workgroup は、CVD を参加させるワーク グループの名前です。
結果
New-MirageCvd コマンドで指定した基本レイヤを使用して新しい CVD が作成されます。