エンド ユーザーはファイル ポータルを使用して、デスクトップMy DocumentsMy Pictures などの、CVD にあるローカル ドライブのディレクトリやプロファイルに関連したファイルの参照や表示ができます。

エンド ユーザーはエンドポイントからではなくデータ センターからファイルにアクセスできるので、エンドポイントはファイル ポータルの目的のためにアクセスできる必要はありません。

エンド ユーザーはファイルに対して読み取り専用アクセスを持ち、ファイルの変更やアップロードはできません。

エンド ユーザーは使用できる CVD スナップショットからファイルを選択できます。つまり、以前に削除したファイルやファイルの以前のバージョンに、それらのスナップショットからアクセスできます。
注: : CVD に Encrypted File System (EFS) ファイルが含まれている場合、アクセスしているユーザー暗号化の EFS ファイルだけを CVD で表示できます。非認証ファイルは表示からフィルタされます。

アップロード ポリシーのユーザー領域で定義したとおりに、リストアから除外できるユーザー ファイルとユーザー ディレクトリの一式を確認できます。アップロード ポリシーでの作業を参照してください。

前提条件

  • ファイル ポータル URL が Mirage 管理サーバで構成されていることを確認します。
  • 管理者がファイル ポータルを構成したことを確認します。
  • エンド ユーザーには、管理者によるファイル ポータルにアクセスする権限が必要です。CVD ファイルへのアクセスの許可を参照してください。
  • Internet Explorer を使用している場合は、Internet Explorer 9 以降を使用する必要があります。

手順

  1. ファイル ポータル ログイン ページにアクセスします。
    1. Mirage クライアントがインストールされたエンドポイントの通知領域で、[ファイル ポータルを表示] を右クリックして選択します。
    ファイル ポータル URL が管理サーバに構成されていない場合、 https://mirage-server-address/Explorer/ でアクセスすることもできます。
  2. ご使用の環境のファイル ポータルにログインして、必要な情報を入力します。
    オプション 説明
    [Enterprise] ユーザーの企業用 Active Directory ログイン。
    [ホストされた MSP (ドメインで)] ご使用の企業用アクティブ ディレクトリ プロファイルは自動的に、ファイル ポータル起動の一部として MSP ログインにマップされます。これは、アクティブな Mirage クライアントでコンピュータに初めてログインすると実行されます。
    [ホストされた MSP (ドメインなし)] ユーザーがドメインのメンバーでない場合、クライアントのローカル プロファイルは手動で MSP ログインにマップされます。この構成は、ドメイン オプションのあるホストされた MSP と同様です。管理者は、Mirage 管理コンソールを使用して手動でマッピングを実行できます。

結果

ファイルを参照および開くことができます。