現在の Mirage システム環境がクライアントの最大数を超える場合は、すべてのシステム設定を現在の環境から新しい環境に移行できます。これによって、新しい Mirage システムのインストールと構成を容易にできます。Mirage の外部にあるコマンドライン ツールを使用して、Mirage システム構成とレイヤを自己完結型アーカイブにエクスポートできます。エクスポートした項目を後で使用し、新しい Mirage 環境にインポートして同期できます。
次の項目を現在の Mirage 環境から zip ファイルにエクスポートできます。
- システム設定
- 構成ファイル
- 帯域幅制限設定
- USMT ファイル
- ドライバ ライブラリ
- マスター ポリシーと CVD ポリシー
- 基本レイヤ
- アプリケーション レイヤ
手順
- Mirage システム構成とレイヤを自己完結型アーカイブにエクスポートするには、次のコマンドを実行します。
C:\Program Files\Wanova\Mirage Management Server\Wanova.Server.Tools.exe“ ExportSystemSettings -MirageMgmtIp <IP アドレス> -outputFolder c:\temp\configParams -tempVolumePath c:\temp\tempVol
ここで、
- -MirageMgmtIp の後に、Mirage 管理サーバの IP アドレスを指定します。
- -outputFolder の後に、エクスポートした自己完結型アーカイブを保存するフォルダのフル パスを指定します。指定するパスは空にするか、以前エクスポートした設定にする必要があります。
- -tempVolumePath の後に、Mirage の一時ボリュームを保存するパスを指定します。
- (オプション)-layersFile の後に、レイヤの csv ファイルのパスを指定します。
- ユーティリティの進行状況を表示するには、Mirage システムの [VMware Mirage コンソール] に移動し、[タスク モニタリング] を選択します。
注: : VMware
Mirage コンソールの
[タスク モニタリング] オプションで、タスクの進行状況のみを追跡できます。システム構成ファイルのエクスポートを中止するにはコマンドライン ツールを使用します。