Mirage をアップグレードするときは、特定の順序で Mirage をアップグレードすることが重要です。

Mirage インストール パッケージの .msi ファイルを使用して、Mirage の最新バージョンにアップグレードします。

前提条件

  • Mirage サーバを必ずシャットダウンします。
  • ASCII 以外の文字が含まれるボリューム パスの名前を変更します。

手順

  1. Mirage 管理サーバをアップグレードするには、mirage.management.server.64x.buildnumber.msi ファイルをダブルクリックします。
    デフォルトでは、初回のインストール時に選択した構成設定が適用されます。この構成設定はアップグレード手順の実行時に変更できます。
  2. Mirage サーバをアップグレードするには、mirage.server.64x.buildnumber.msi ファイルをダブルクリックします。
    デフォルトでは、初回のインストール時に選択した構成設定が適用されます。この構成設定はアップグレード手順の実行時に変更できます。
  3. Mirage Web 管理をアップグレードするには、mirage.WebManagement.console.x64.buildnumber.msi ファイルをダブルクリックします。
    1. プロンプトが表示されたら、必要な構成情報を指定します。
  4. Mirage ファイル ポータルをアップグレードするには、mirage.WebAccess.console.x64.buildnumber.msi ファイルをダブルクリックします。
    1. [Web アクセスの構成] ページが開くまでプロンプトの指示に従って Web アクセスの構成情報を入力します。
      オプション 説明
      [Web アクセス] [Web アクセス] を選択し、管理者によって定義されたように、すべての CVD スナップショットでエンド ユーザーのユーザー ファイルだけにアクセスを提供します。Mirage クライアント ユーザーは、Web アクセス機能にアクセスし、http://server:6080/Explorer にある自分のファイルのみをダウンロードできます。
      [管理者 Web アクセス] [管理者 Web アクセス] を選択して、すべての CVD スナップショットですべてのユーザー CVD に管理者権限であるフル アクセスを与えます。管理者は、Admin Web Access 機能にアクセスし、http://server:6080/AdminExplorer にある任意のユーザーのすべてのファイルをダウンロードできます。
      デフォルトでは、ファイル ポータル用として、 [Web アクセス] Web アプリケーションと [管理者 Web アクセス] Web アプリケーションの両方が構成されます。ドロップダウン メニューをクリックして [全機能は使用できない] を選択することにより、これらのオプションのどちらか一方を構成しないことを選択できます。
  5. Mirage 管理コンソールをアップグレードするには、ご使用の環境の .msi ファイルをダブルクリックします。
    オプション 説明
    64 ビット mirage.management.console.x64.buildnumber.msi
    32 ビット mirage.management.console.x86.buildnumber.msi
    デフォルトでは、初回のインストール時に選択した構成設定が適用されます。この構成設定はアップグレード手順の実行時に変更できます。