Mirage を導入する前に、インストールする各 Mirage コンポーネントのハードウェア要件が満たされていることを確認してください。

表 1. Mirage コンポーネントのハードウェア要件
コンポーネント 要件
Mirage クライアント
  • クライアント システム:
    • エンタープライズ クラスのノート PC およびデスクトップ Windows XP SP2 以降、Windows Vista または Windows 7 と互換性のある仮想マシン
  • 最小 RAM:Windows XP で 512 MB、Windows Vista、Windows 7、Windows 8、および Windows 8.1 で 1 GB、Windows 10 64 ビットで 1 GB
  • クライアントのインストールおよび通常の操作: 少なくとも 5 GB の空き領域
Mirage サーバ ノード(ポリシーにアップロードが含まれている場合は最大 1,000 個のクライアント、またはレイヤ管理のみポリシーを使用する場合は 5,000 個のクライアント)
  • 最小 RAM: 8 GB
  • 最小 CPU: 4 vCPU
  • 最小システム ドライブ容量:146 GB(Mirage ネットワーク キャッシュ用の 100 GB を含む)

    Mirage SIS ストレージは含まれません。

  • 2 x ギガビット イーサネット ポート
    注: : クライアント ネットワークとストレージ ネットワークを分けて専用ポートにアクセスするのが賢明です。
Mirage サーバ ノード(ポリシーにアップロードが含まれている場合は最大 1,500 個のクライアント、またはレイヤ管理のみポリシーを使用する場合は 5,000 個のクライアント)
  • 最小 RAM: 16 GB
  • 最小 CPU: 8 x vCPU またはデュアル クアッドコア プロセッサ、2.26GHz Intel コア速度
  • 最小システム ドライブ容量:146 GB(Mirage ネットワーク キャッシュ用の 100 GB を含む)

    Mirage SIS ストレージは含まれません。

  • 2 x ギガビット イーサネット ポート
    注: : クライアント ネットワークとストレージ ネットワークを分けて専用ポートにアクセスするのが賢明です。
Mirage ストレージ
  • スタンドアローン Mirage サーバ:
    • Direct Attached Storage (DAS)
    • iSCSI または Fiber Channel (FC) で接続された Storage Area Network (SAN)
    • iSCSI、Fiber Channel (FC)、または CIFS ネットワーク共有で接続された Network Attached Storage (NAS)
  • Mirage サーバ クラスタ:CIFS ネットワーク共有を使用して接続された Network Attached Storage (NAS)。Windows ベースの NAS(CIFS 共有またはファイル サーバ)は、最高 500 個のエンドポイントに使用できます。エンドポイントが 500 個を超える場合は、エンタープライズ級の NAS デバイスが必要です。
  • 代替データ ストリーム: CIFS 共有の NAS は代替データ ストリームをサポートする必要があります。NAS デバイスが Mirage 要件を満たしているかどうかを確認するには Wanova.Server.Tools.exeNasCompatibilityTest を使用します。

    http://kb.vmware.com/kb/2070000 の VMware ナレッジ ベースの記事を参照してください。

  • ストレージ容量: 消費される容量は、CVD でのファイル複製レベル、基本レイヤ、および保存されるスナップショットの数によって異なりますが、平均で各ユーザー当たり 15 GB のデータセンター ストレージ容量が必要になります。
  • ストレージ パフォーマンス:Mirage の安定状態(増分)のアップロードの場合、CVD 当たり少なくとも 1.2 IOPS が必要です。集中化フェーズでは、もっと高いパフォーマンスが必要となることがあります。VMware または VMware のパートナーに問い合わせ、該当する要件を確認してください。
  • 圧縮の有効化: DAS、SAN (FC、iSCSI) および Windows ベースの NAS (CIFS 共有) では、MirageStorage フォルダの内蔵 Windows NTFS 圧縮を有効にすることで、ストレージを最大 40% 節約できます。NTFS 以外の NAS システムでは、システムの圧縮オプションを利用する必要があります。
    注: : Mirage サービスが停止された場合に限ってこの変更を適用します。また、ディレクトリが非常に過密になる前にこの変更を適用することを検討してください。
Mirage 管理サーバ
  • 最小 RAM: 8 GB。
  • 最小 CPU: 1 x クアッドコア プロセッサまたは仮想構成による 4 x vCPU、2.26GHz Intel コア速度または同等品
  • 最小ローカル ドライブ容量: MongoDB データベース ファイル用に少なくとも 250 GB の空き容量。
  • ローカル ストレージは遅延が短い(5 ms 未満)デバイスに配置する必要があります。
Mirage 管理コンソール
  • 最小 RAM:Windows 10 64 ビットで 512 MB および 1 GB。
  • Mirage 管理サーバへのネットワーク接続性
  • 最小画面解像度: 1280 x 1024
Mirage ファイル ポータル
  • 最小 RAM: 512 MB。
  • Mirage 管理サーバへのネットワーク接続性
  • 最小画面解像度: 1280 x 1024
Mirage Web 管理コンソール
  • 最小 RAM: 512 MB。
  • Mirage 管理サーバへのネットワーク接続性
  • 最小画面解像度: 1280 x 1024
Mirage ゲートウェイ サーバ
  • 4 コア CPU、2.26GHz Intel コア速度または同等品
  • 4 GB RAM
  • 40 GB の使用可能ディスク容量
  • 1 x ギガビット イーサネット ポート
Microsoft SQL Server 2014 SQL Server 2014 のインストールに推奨される Microsoft ハードウェアおよびソフトウェア要件を使用してください。
Microsoft SQL Server 2012 SQL Server 2012 のインストールに推奨される Microsoft ハードウェアおよびソフトウェア要件を使用してください。
Microsoft SQL Server 2008 R2 SQL Server 2008 R2 のインストールに推奨される Microsoft ハードウェアおよびソフトウェア要件を使用してください。
ネットワーク
  • 固定状態操作の場合、エンドポイントごとに、最低 15 Kbps のバンド幅が必要です。
  • 集中化操作の場合は、VMware のサポートに問い合わせて、CVD サイズ、集中化操作の長さ、接続時間などに基づいて、必要な最小バンド幅を計算してください。