Enterprise Edition のライセンス割り当てに影響を与える構成と各種パラメータを以下に示します。

  • 帯域幅モードのライセンス

  • アプリケーション単位のモードのライセンス

  • ベアメタル サーバのライセンス

  • パブリック クラウドのライセンス

  • Azure クラウドのライセンス

帯域幅モードのライセンス

帯域幅モードのライセンスは、サービス エンジンでの帯域幅の使用を制限するために使用されます。このライセンス方式を使用すると、NSX Advanced Load Balancer サービス エンジン のデータパス プロセスの数が制限されます。NSX Advanced Load Balancer サービス エンジン は、帯域幅モードを有効にするために個別の帯域幅ベースのライセンスを必要としなくなりました。サービス エンジンで帯域幅モードが有効になっている場合、帯域幅はライセンスの中央プールから消費されます。これは、サービス コア ライセンスのキャパシティです。

注:
  • 1 GB 帯域幅モードは使用できなくなりました。

  • 帯域幅モードが有効になっている場合、アプリケーション単位のモードは SE グループではサポートされません。

帯域幅モード

サービス コアの消費ライセンス

データパス プロセスの数

25 MB

0.4

1

200 MB

0.7

2

アプリケーション単位のモードのライセンス

アプリケーション単位のモードのライセンスでは、SE ごとに 2 つの仮想サービスのみがサポートされます。

アプリケーション単位のモードのライセンスに関する重要なポイントは次のとおりです。

  • 帯域幅モードが有効になっている SE ではサポートされません。

  • Azure Marketplace ではサポートされません。

  • DNS 仮想サービス(スタンドアローン DNS と GSLB の両方)をホストするために使用することはできません。

  • ロード バランシング ライセンスの 1 つのコアにライセンスを付与するには、0.25 個のサービス コア ライセンスが必要です。

    • 8 つの物理コアを備えた SE 仮想マシンの場合、ロード バランシングには 2 つのサービス コア ライセンスが必要です。

ベアメタル サーバのライセンス

Enterprise Edition ライセンスを使用して NSX Advanced Load Balancer にアップグレードした後にベアメタル SE に導入された変更は次のとおりです。

  • ソケット ライセンスは使用できなくなりました。

  • ベアメタル サーバをアップグレードすると、1 つのソケット ライセンスが 5 つのサービス コア ライセンスに変換されます。

  • ベアメタル サーバも、サービス コアに従ってライセンスが付与されます。

  • ベアメタル サーバによって消費されるサービス コア ライセンスの数は、以下によって異なります。

    • ベアメタル サーバに関連付けられているソケットの数

    • 各ソケットに関連付けられているコアの数

  • 構成に基づいてさまざまなベアメタル サーバのサービス コア ライセンスを計算します。

    • 16 コアの場合、デュアル ソケットのベアメタル サーバ(各ソケットに 16 コア):

      • ソケットごとに 5 つのライセンスが必要です。最大 20 コアまで、1 つのソケットに 5 つのサービス コア ライセンスが必要です。

    • ソケットあたり 20 コアの制限を超えると、4 つの追加コアごとに 1 つのサービス コア ライセンスが必要です。

      • 24 コアで構成されたベアメタル サーバの場合、6 つのサービス コア ライセンスが必要です。

      • 28 コアで構成されたベアメタル サーバの場合、7 つのサービス コア ライセンスが必要です。

        • デュアルソケットの 28 コア ベアメタル サーバの場合、14 のサービス コア ライセンスが必要です。

パブリック クラウドのライセンス

サービス エンジンのパブリック クラウドのライセンスに関する重要なポイントは次のとおりです。

  • 1 GB 帯域幅 SKU は使用できなくなりました。

  • ハイパースレッド vCPU は、エコシステムに関係なく、ライセンスで考慮されません。

  • データパス プロセスのカスタム数(ロード バランシングに使用されるコアの数)を定義する機能。これにより、パブリック クラウドでより大きなインスタンスを費用効果の高い方法で使用できます。

  • ライセンスに影響を与える構成の変更は許可されません。たとえば、サービス エンジン グループでは帯域幅の変更は許可されません。

    • 変更を加える前に、SE グループ内のすべての SE を削除する必要があります。

  • インスタンス フレーバーに基づく制限が削除されました。

Azure Marketplace のライセンス

Enterprise Edition のライセンスは、次に示すように、Azure Marketplace ライセンスまたは Azure の従量課金 (Azure PAYG) ライセンスに影響を与えます。

  • 1 GB 帯域幅の SKU はサポートされていません。

  • サポートされているライセンス タイプは次のとおりです。

    • 25 MB 帯域幅ライセンス

    • 200 MB 帯域幅ライセンス

  • 1 GB SKU の既存の SE は、引き続き古い SKU に従って請求されます。

  • NSX Advanced Load Balancer へのアップグレード後、SE の帯域幅制限が解除されます。

  • 1 GB SKU を使用した新しい SE の作成はサポートされていません。

  • インスタンス レベルの制限が解除されました。任意のインスタンス タイプを使用して、Avi Controller を展開できます。

PAYG ライセンスの場合、NSX Advanced Load Balancer SE の推奨サイズは次のとおりです。

ライセンスの単位

サービス エンジンに許可される最大 vCPU

推奨される仮想マシン サイズ

その他の許可された仮想マシン サイズ

25M

2

F2s_V2、DS2_v3

仮想マシン <= 2 vCPU

200M

4

F4s_v2、DS4_v3

仮想マシン <= 4 vCPU

既存のライセンスの更新

既存のライセンスの更新は、新しいライセンスの追加と同じプロセスに従います。ライセンス ファイルのライセンス ID が同じ(制限や有効期限が更新されている)場合、このライセンス ファイルをアップロードすると、既存のエントリが更新されます。

ライセンス エディションへのアップグレード

NSX Advanced Load Balancer コントローラ がアップグレードされると、以前に展開されたすべてのライセンスは、同等のサービス コア ベースのライセンスに変換されます。

Enterprise Edition ライセンスにアップグレードする際に考慮すべきポイントは次のとおりです。

  • 消費されるライセンスの数は、SE のコア数ではなく、実行中の SE_DP の数に基づきます。

  • アップグレード前に NSX Advanced Load Balancer コントローラ に関連付けられていた SE は引き続き機能します。アップグレード後、以前のすべてのライセンス タイプはサービス コア ライセンスに移行されます。消費される Enterprise Edition ライセンスの数は、SE のコア数ではなく、サービス エンジンで実行されている SE_DP の数に基づきます。SE のデータパス プロセス数の変更がサポートされています。

  • 1 GB 帯域幅ライセンスは使用できなくなりました。

  • Enterprise Edition ライセンスは、NSX Advanced Load Balancer コントローラ のライセンス リソースに加えて 10% のバッファをサポートします。この 10% のバッファは、NSX Advanced Load Balancer コントローラ で利用可能なサービス コア ライセンスに関連しています。一時的に、また、スケールアウト イベントなどの緊急要件に備えてバッファ許容量を使用することをお勧めします。

    • 20 個のサービス コア ライセンスを持つ NSX Advanced Load Balancer コントローラ の場合、バッファ許容量を追加した後の有効なサービス コア数は 22 (20 + 2) です。

サービス エンジン グループへの影響

サービス エンジン グループの場合、既存のすべての Enterprise_18 ライセンス エディションが Enterprise Edition ライセンスに移行されます。従量課金 (Azure Marketplace) を除き、既存のすべてのライセンス タイプがサービス コア ライセンスに移行されます。

1 GB 帯域幅は無制限に設定され、対応する SE_DP の数は 4 に設定されます。25 MB 帯域幅と 200 MB 帯域幅のライセンスは移行されません。

クラウド オブジェクトへの影響

  • 既存の Enterprise_18 ライセンス エディションはすべて Enterprise Edition ライセンスに移行されます。

  • 従量課金 (Azure Marketplace) を除き、既存のすべてのライセンス タイプがサービス コアに移行されます。

注:

NSX Advanced Load Balancer コントローラ クラスタのデフォルトのライセンス階層が Enterprise に更新されます。

1 GB 帯域幅を使用したサービス エンジンの移行

1 ユニットの 1 GB 帯域幅ライセンスは、4 ユニットのサービス コア ライセンスに変換されます。

以下は、サービス エンジン(1 GB 帯域幅ライセンス)が実行されていたサービス エンジン グループに適用されます。

  • 帯域幅モードは無制限に設定されます。

  • 帯域幅の制限が解除されました。

  • SE グループの max_se_dp 設定の値が 4 に設定されているため、サービス エンジンは 4 つのサービス コア ライセンスのみを消費するように設定されます。ロード バランシングに使用されるコアの数は 4 に設定されています。したがって、最大 4 つのサービス コア ライセンスが使用されます。

  • 1 GB ライセンスは使用できなくなりました。