NSX Advanced Load Balancer は、クエリに ECS オプションがない場合、DNS クエリへの ECS オプションの挿入をサポートします。DNS クエリにすでに ECS オプションが設定されている場合は、ECS オプションの更新をサポートします。

DNS は、最初に開発されて以来、改善を必要としていました。基本的な DNS プロトコルで使用できる特定のフラグ フィールド、リターン コード、およびラベル タイプのサイズに制限があるため、新しいフラグと応答コード、およびより長い応答に対応するために下位互換性のある方法で DNS を拡張することが決定されました。1999 年以降、DNS 用拡張メカニズム (EDNS) は、この課題に対処するために採用されたアプローチです。

図 1 は、OPT リソース レコード (OPT RR) が DNS 拡張に不可欠であることを示しています。これはさまざまなオプションを許可するように構成されています。たとえば、信頼できる DNS プロバイダが追加情報を使用してより多くの情報に基づいたトラフィック ルーティングの決定を行うことを可能にする EDNS クライアント サブネット オプション (ECS) などです。次はその例です。

  • GEO アルゴリズムにより正確なクライアントの位置情報を提供する

  • コンシステント ハッシュ アルゴリズムにクライアントの送信元 IP アドレスを提供する

  • プライベート ネットワークとパブリック ネットワークが混在するクライアントにサービスを提供する

図 1. 1. 従来の DNS クエリを拡張する方法
注:

DNS プロファイルの EDNS オプションは、IPv6 アドレスでもサポートされています。