GSLB サービスは無効な状態にあり、GSLB サイト間で同期の問題が確認されました。NSX Advanced Load Balancer ユーザー インターフェイスは、無効な状態の理由を、構成済みで稼動状態の VIP が同期していないため、として示しています。

原因

GSLB アプリケーション展開のコンポーネントをローカルで管理することは可能であり、合理的でもあります。たとえば、ローカル サイト管理者は、一部の GSLB プールのローカル仮想サービス メンバーの仮想 IP アドレスを変更することを選択できます。その場合、グローバル アプリケーションは、構成済みで稼動状態の GSLB プール メンバーの VIP が同期していない(不整合)状態になります。この不整合は自然な結果であり、NSX Advanced Load Balancer によって自動的に検出されます。このセクションでは、不整合について詳しく説明し、整合性のある状態に戻すための手順を示します。

不整合の発生原因

NSX Advanced Load Balancer GSLB プール メンバーは NSX Advanced Load Balancer 仮想サービスです(VIP:port_number が関連付けられています)。このようなメンバーを構成するには、ユーザーがサイト ID、サイト内の仮想サービス、および仮想サービスの対応する VIP を一意に識別する必要があります。

GSLB プール メンバー オブジェクトの関連パラメータは次のとおりです。

  • GslbPoolMember.site-cluster-uuid

  • GslbPoolMember.virtual-service-uuid

  • GslbPoolMember.ip

詳細については、GSLB サービスの APIを参照してください。

ここで、次のシナリオを検討します。

Day 1:GSLB プール メンバーの 3 つのパラメータは、site-cluster-uuid-Wvirtual-service-uuid-X、および ip-Y に設定されます。これらの値は、仮想サービスの構成状態と稼動状態を表します。NSX Advanced Load Balancer の GSLB 構成(グローバル エンティティ)は、サイト W によってローカルに定義され、サイト W で動作する仮想サービスと同期しています。

Day 2:何らかの理由で、サイト W の管理者は NSX Advanced Load Balancer の特定の仮想サービスのローカル構成を変更し、その VIP は現在 ip-Z です。

状況:ローカル VIP ip-Z は動作していますが、そのアドレスは(まだ)GSLB 構成では認識されていません。これはグローバル アプリケーションの一部としてアドバタイズされなくなりました。ip-Y への参照は無効です。GSLB リーダーとアクティブ メンバーは、Day 1 の VIP (ip-Y) と Day 2 の VIP (ip-Z) の間の不一致を検出します。次に、NSX Advanced Load Balancer は、問題の GslbPoolMember を無効にし、「構成済みで稼動状態の VIP が同期していない」ことを管理者に通知します。

以下の手順に従って問題を解決します。