手動レプリケーション方法では、リーダー サイトのチェックポイントを使用します。このチェックポイントは、最後に保存された構成の参照ポイントとしてフォロワーが安全に消費および使用できる構成を定義します。

フォロワー サイトから特定のチェックポイントのレプリケーションのプル要求がある場合、リーダーは、完全な構成ではなく、特定のチェックポイントまでの構成のみをプッシュします。

手動レプリケーション プロセスを実行する手順は次のとおりです。

  • リーダー サイトで CUD(作成、更新、または削除)操作を実行する

  • リーダーのアプリケーションを確認する

  • リーダーに構成チェックポイントを作成する

  • GSLB リーダー サイトからスケジュール設定された時間に、選択したフォロワー サイトへの GSLB 同期を複製または開始する

  • フォロワー サイトで新しく同期されたアプリケーションをテストする

  • 他のフォロワー サイトの変更期間をスケジュール設定し、リーダー サイトで以前に作成したチェックポイントをレプリケーション プロセスの参照ポイントとして使用して、レプリケーション プロセスを完了する

次の手順を使用して、リーダー サイトから GSLB フォロワー サイトへの GSLB Canary 更新を実行します。

手順

  1. デモの目的で、次に示す GSLB のセットアップを検討してください。リーダー サイトは siteA で、フォロワー サイトは siteB です。


  2. NSX Advanced Load Balancer CLI を使用して GSLB リーダー サイト (siteA) にログインします。チェックポイント CP1 を作成します。configure federationcheckpoint >checkpoint name> コマンドを使用して、チェックポイントを作成します。
    [admin:controller]: > configure federationcheckpoint CP1
    [admin:controller]: > save
    • チェックポイントは、NSX Advanced Load Balancer ユーザー インターフェイスを使用して作成することもできます。[インフラストラクチャ] > [GSLB] > [フェデレーション チェックポイント] の順に移動します。[作成] をクリックして、新しいチェックポイントを作成します。

  3. リーダー サイトで手動レプリケーション モードを有効にし、CP1 を手動モードのチェックポイント参照として使用します。
    [admin:controller]: > configure gslb Default
    [admin:controller]: gslb> replication_policy replication_mode replication_mode_manual checkpoint_ref CP1
    [admin:controller]: gslb:replication_policy> save


  4. 目的のアプリケーションでスケジュール設定された操作を実行するか、必要に応じて新しいアプリケーションを作成します。

    デモの目的で、次に示すようにアプリケーション APP1 がリーダー サイトに追加されます。



  5. アプリケーション APP1 を追加した後、必要に応じて、アプリケーション APP1 に必要なパフォーマンスと安定性のチェックを実行します。
  6. 変更後、新しいチェックポイントを作成します。構成の変更が他のフォロワー サイト間で複製できる場合は、別のチェックポイント CP2 を作成します。[インフラストラクチャ] > [GSLB] > [フェデレーション チェックポイント] の順に移動します。[作成] をクリックして、新しいチェックポイント CP2 を作成します。
  7. チェックポイントをアクティブ チェックポイントに変更します。チェックポイント CP2 をレプリケーションの参照ポイントとして作成するには、アクティブ チェックポイントとして選択します。NSX Advanced Load Balancer ユーザー インターフェイスでは、アクティブ チェックポイント (CP1) に星のマークが付いています。
    1. [星] のアイコンまたは [アクティブに設定] オプションをクリックして、CP2 チェックポイントをアクティブ チェックポイントにします。

      星の記号は、現在アクティブな CP2 チェックポイントに移動します。

  8. CP2 がフォロワー レプリケーション プロセスのアクティブ チェックポイントとして選択されている場合、作成後に行われた構成の変更は、アクティブなフォロワー サイトに複製されません。
  9. 構成の同期 - レプリケーションが必要なアクティブなフォロワー サイトを選択します。[チェックポイントまで同期] オプションをクリックして、選択したアクティブなフォロワー サイトへの構成の複製を開始します。[レプリケーションの開始] オプションをクリックして、アクティブなフォロワー サイトへの GSLB レプリケーションを続行します。
  10. フォロワー サイト siteB で構成の更新状況を確認します。選択したフォロワー サイトは、リーダー サイトから複製された構成の変更を反映しています。新しいアプリケーション APP1 がフォロワー サイトでも利用可能であることがわかります。