このセクションでは、GSLB が構成されている NSX Advanced Load Balancer 環境でのさまざまなアップグレード シナリオについて説明します。

状況によっては、すぐにサービスを中断する必要がありますが、サービスを中断することなく、グレースフルにアップグレードできる場合もあります。NSX Advanced Load Balancer の GSLB 実装では、次のようなアクションによって問題が発生した場合でも、グレースフルにアップグレードできます。

  1. アクティブおよびパッシブの GSLB サイトに、新しいバージョンの NSX Advanced Load Balancer をインストールする必要がある。

  2. サイト全体に変更を行う必要がある。

  3. アプリケーション サーバを交換する必要があるか、サーバの構成を変更する必要がある。

  4. 現在、グローバル アプリケーションの実行可能ファイルを実行しているすべてのサイト サーバに、このファイルの新しいバージョンをインストールする必要がある。

NSX Advanced Load Balancer のアップグレード

注:

サイトのアップグレードによるサービスの中断を回避するには、SE グループ内の少なくとも 2 つの SE に DNS 仮想サービスをスケールアウトすることをお勧めします。

NSX Advanced Load Balancer のアップグレード プロセスの詳細については、NSX Advanced Load Balancer ソフトウェアのアップグレード方法を参照してください。

詳細については、アップグレード前の手順を参照してください。

エラー シナリオ

フォロワーのアップグレードの失敗

フォロワー サイトのアップグレードが失敗すると、GSLB が中断します。サイトは以前のバージョンにロールバックされて起動されます。GSLB リーダーで、メンテナンス モードを無効にします。失敗の理由を特定して対処した後、アップグレード プロセスを再開します。

リーダーのアップグレードの失敗

リーダーで、メンテナンス モードを無効にします。理由を特定して対処します。その間、新しい機能をオンにすることはできません。

NSX Advanced Load Balancer バージョンの混在

NSX Advanced Load Balancer については、GSLB に参加しているすべてのサイトを同じ NSX Advanced Load Balancer バージョンおよびメンテナンス リリースで実行することをお勧めします。

アップグレード サイクル時に、単一のメンテナンス ウィンドウですべてのサイトを同じソフトウェア バージョンにアップグレードすることは、不可能であったり、望ましくない場合もあります。このような状況では、以下の注意事項を十分に考慮する必要がある場合もありますが、異なるバージョンの NSX Advanced Load Balancer を実行するサイトを一時的に混在させることができます。

  1. GSLB リーダー サイトは、最後にアップグレードする必要があります。リーダー サイトが GSLB フォロワー サイトよりも新しいソフトウェア バージョンやメンテナンス リリースを実行することは、明示的にはサポートされていません。

  2. サイトで実行されているソフトウェアのバージョンが混在している期間は、リーダー サイトで GSLB 構成を変更できますが、すべてのサイトがアップグレードされるまで、新しいソフトウェア バージョンの新しい GSLB 機能は有効にできないことに注意してください。