このセクションでは、単一ノードの展開を 3 ノード クラスタに変換するプロセスについて説明します。

この手順では、すでに単一ノード展開で展開されている NSX Advanced Load Balancer Controller ノードを現在の NSX Advanced Load Balancer Controller と呼びます。

単一ノードの NSX Advanced Load Balancer Controller 展開を 3 ノード展開に変換するには、次の手順を実行します。

  1. 単一の新しいコントローラ ノードをインストールします。インストール中に、ノードごとに次の設定のみを構成します。

    • ノードの管理 IP アドレス

    • ゲートウェイ アドレス

  2. それぞれの新しいコントローラ ノードの管理インターフェイスを現在のコントローラと同じネットワークに接続します。現在のコントローラが 2 台の新しいコントローラ ノードを検出すると、現在のコントローラが 3 ノード クラスタのプライマリ(リーダー)コントローラ ノードになります。

  3. Web ブラウザを使用して、プライマリ(リーダー)コントローラ ノードの管理 IP アドレスに移動します。

  4. [管理者] > [コントローラ] > [ノード] の順に移動して、[編集] をクリックします。[クラスタの編集] ウィンドウが表示されます。

  5. [Controller クラスタ IP] フィールドに、Controller クラスタの共有 IP アドレスを指定します。

  6. [パブリック IP またはホスト名] フィールドに、新しいコントローラ ノードの管理 IP アドレスを指定します。

注:

AWS Cloud でクラスタを構成するには、クラスタの各ノードに管理者アカウントの認証情報が必要です。

現在のコントローラがクラスタのプライマリ(リーダー)になり、他のコントローラをメンバーとしてクラスタに招待します。

NSX Advanced Load Balancer は、次にクラスタのウォーム再起動を実行します。このプロセスには 2 ~ 3 分かかる場合があります。再起動後にクラスタがオンラインになると、プライマリ(リーダー)コントローラの構成が新しいメンバー ノードに同期されます。



クラスタ HA の詳細については、次のリンク先を参照してください。

サービス エンジン グループのアプリケーション単位の SE モードを有効にする方法の詳細については、『VMware NSX Advanced Load Balancer 構成ガイド 』の「アプリケーション単位の SE モード」トピックを参照してください。