NSX Advanced Load Balancer のライセンスは、年間または複数年のサブスクリプションに基づいています。ライセンスは 1 年間有効で、1 年単位で更新できます。
ライセンスの調達、インストール、管理の詳細については、「ライセンス」を参照してください。
NSX Advanced Load Balancer のライセンス タイプ
ライセンス タイプ |
インフラストラクチャ |
説明 |
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データ プレーン(NSX Advanced Load Balancer サービス エンジン) |
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vCPU |
仮想マシン、ベアメタル、コンテナ、Cisco CSP、プライベート、およびパブリック クラウド |
すべての SE にわたる vCPU(コア)の最大数を定義します。これはデフォルトのライセンス モードです。SE の vCPU 割り当ては SE グループで構成されます。
VS ごとのライセンス モード:SE グループがアプリケーションごとの SE モードで構成されている場合、vCPU はライセンス使用量に対して 25% の割合でカウントされます。たとえば、アプリケーションごとの SE グループの 2-vCPU SE は、0.5 vCPU ライセンス (2 * 0.25) を使用します。アプリケーションごとの SE モードは、SE ごとに最大 2 つの仮想サービスに制限されています。このモードは、専用のアプリケーションごとのロード バランサを使用した展開に適しています。VS ごとのライセンス モードは、DNS 仮想サービスではサポートされていません。 |
ソケット |
ベアメタル、Cisco CSP |
SE を展開できるソケットの総数を定義します。このライセンスは、最大 14 コアのプロセッサに適用できます。 |
ハイコア ソケット |
ベアメタル、Cisco CSP |
SE を展開できるソケットの総数を定義します。このライセンスは、16 コア以上のプロセッサに適用できます。 |
帯域幅 |
仮想マシン、ベアメタル、コンテナ、Cisco CSP、プライベート、およびパブリック クラウド |
単一の SE に適用できる帯域幅ライセンスを定義します。25 Mbps、200 Mbps、1 Gbps(パブリック クラウドのみ)のオプションで使用できます。複数の帯域幅ライセンスを単一の SE に集約することはできません。 |
コンテナ コア |
コンテナ East-West |
コンテナ クラスタ内の East-West トラフィック用に展開されたすべての SE にわたる vCPU(コア)の最大数を定義します。このライセンスは、サービス メッシュの East-West トラフィックに使用されます。 |
制御プレーン (NSX Advanced Load Balancer Controller) |
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SaaS ユニット |
SaaS |
必要な数の SE とアプリケーション インスタンスをサポートするために、SaaS インスタンスで必要な NSX Advanced Load Balancer SaaS ユニットの数を定義します。 |
エンタープライズ ライセンスでサポートされているすべての機能を備えた無償の評価版ライセンスを評価に利用できます。詳しくは NSX Advanced Load Balancer の担当者にお問い合わせください。
ライセンスの超過許容量
NSX Advanced Load Balancer は、vCPU および帯域幅ライセンスの超過許容量を許可します。
超過許容量の主な特徴は次のとおりです。
NSX Advanced Load Balancer は構成されたライセンス容量に対し 10% の許容量を提供します。この許容量は、ライセンスの通常のキャパシティが使い果たされると利用できます。
10% の許容量の値が小数になる場合は、最も近い整数に切り上げられます。
帯域幅ライセンスの場合、許容量は各帯域幅ライセンス SKU に個別に割り当てられます(25 M、200 M、1 G の帯域幅)。
15 個の vCPU ライセンスを持つ NSX Advanced Load Balancer Controller の場合、超過許容量は 1.5 vCPU(15 vCPU の 10%)です。この値は 2 vCPU に切り上げられます。超過許容量がアクティブな場合の有効なライセンス値は 17 vCPU です。
15 個の 25 M 帯域幅ライセンスと 10 個の 200 M 帯域幅ライセンスを持つコントローラの場合、許容量は 1.5 個の追加の 25 M 帯域幅ライセンス(2 個の帯域幅ライセンスに切り上げ)と 1 個の追加の 200 M 帯域幅ライセンスです。