このセクションでは、ユーザー インターフェイスを使用してカスタム DNS を構成する方法について説明します。
Python スクリプトのアップロード
カスタム DNS プロファイル オプションを使用するには、Python スクリプトを NSX Advanced Load Balancer にアップロードします。
[作成] をクリックしてスクリプトをアップロードします。
の順に移動し、DNS 名を指定し、DNS レコードを処理する(たとえば、DNS レコードを更新、削除する)コードとして、スクリプトをアップロードします。
スクリプトには、次のメソッドが使用されます。
create record、update record
delete record
この例では、スクリプトを NSX Advanced Load Balancer にアップロードするときに次のパラメータが使用されています。
ユーザー名:admin
パスワード:password(機密データを示すマークが付けられます)
WAPI バージョン:v2.0
サーバ – DNS プロバイダの IP アドレス
これらのパラメータ(プロバイダ固有の情報)は、DNS プロバイダとの通信に使用されます。
上記のパラメータは、あくまでも単なる例です。スクリプトで使用されているメソッドに基づいて、パラメータがスクリプトに渡されます。
カスタム DNS プロファイルの作成
[作成] ボタンをクリックして開始します。プロファイル名を設定します。
の順に移動し、[タイプ] ドロップダウン メニューから [カスタム DNS] を選択します。
前の手順で作成した [カスタム DNS] を選択し、次に示すプロバイダ固有の追加のパラメータを指定します。
network_view
:この場合は、デフォルトのネットワーク ビューです。dns_view
:この場合は、デフォルトの DNS ビューです。
上記で指定した追加パラメータと使用可能なドメインのフィールドはオプションです。ただし、必要な属性を使用して仮想サービスを自動的にプロビジョニングする際に役立ちます。
同じスクリプトを使用して、複数の使用可能なドメインを作成できます。
仮想サービスのプロビジョニング中は、次に示すように、複数のドメインから選択するオプションが [適用可能なドメイン名] で使用できます。
クラウド環境でのカスタム DNS プロファイルの使用
クラウドのカスタム DNS オプションを関連付けるには、
の順に移動し、前の手順で作成した DNS プロファイルを使用します。仮想サービスの作成
仮想サービスを作成するには、次の手順を実行します。
の順に移動します。
[作成] をクリックして、[カスタム DNS プロファイル] を使用する新しい仮想サービスを作成し、ドメインを自動的に登録します。仮想サービスに次の詳細を指定します。
[名前]:仮想サービスの名前。
[VIP アドレス]:仮想サービスの IP アドレス。
[アプリケーション ドメイン名]:カスタム DNS プロファイルの作成時に指定した使用可能なドメインを使用します。
[サーバ]:バックエンド サーバの IP アドレス。
仮想サービスが正常に作成されると、FQDN が仮想サービスに登録されます。
同じドメインが DNS プロバイダ サイトにも登録されます。